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マクドナルド、沈む外食産業で「ひとり勝ち」する理由8

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.06.19 11:00 最終更新日:2020.06.19 11:00

 

マクドナルド、沈む外食産業で「ひとり勝ち」する理由8

 

●スゴイ!(5)どん底時代に「スマイル0円」をあえて復活

 

 名物の「スマイル0円」は、一時期メニューから消えていたが、2015年、CEOだったサラ・カサノバ氏(在任期間2013〜2019年)が復活させた。まさに同社が苦境にあったころで、「原点回帰」の思いがこめられていたのだ。

 

●スゴイ!(6)「そうだ、ドライブスルーだ」と多くの人が思った

 

 米国マクドナルドは、日本に第1号店を出すとき「ドライブスルー」にこだわった。結果的には、創業者の藤田田氏の判断で、銀座に出店した経緯がある。松下氏が語る。

 

「緊急事態宣言で店内飲食が中止されているあいだも、ドライブスルーが売り上げを大きく支えました。マクドナルドは、もともとテイクアウトのイメージが強かったので、コロナ禍で『ドライブスルーを利用しよう』と思った人が多かったのだと思います」

 

 客単価アップにもつながった。

 

●スゴイ!(7)宅配導入が早く、コロナ禍でも業績維持できた

 

「いち早くデリバリーを導入していたので、結果としてコロナ禍でも業績を維持できた」(坂口氏)
「デリバリーを利用するのはファミリー層が多いので、客単価が高くなる傾向にあります」(松下氏)

 

 ロゴや写真入りのバイクが町中を走れば、大きな宣伝効果も見込める。

 

●スゴイ!(8)女性、母の視点で店舗を大改装

 

 業績低迷時にCEOに就任したカサノバ氏。力を入れたのが、全国の店舗を訪問して現場の声を聞くことだった。流通コンサルタントの河野英俊氏が解説する。

 

「2015年から2016年にかけて、3分の1にあたる約1000店舗の改装を実施し、品質強化と商品の情報開示に努めました」

 

 坂口氏も同じく評価する。

 

「働く女性やママさんの声を店舗作りに反映させたのがよかった。注文する窓口と受け取り窓口を分け、清潔な店内も好感されました」

 

だんでぃさかの
1967年生まれ 石川県出身 ブレイク後も、しばらくは不安で、アルバイトの籍を残していたとか。クルー時代、同僚だった13歳年下の妻を “ゲッツ!” した

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