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眞子さんと小室圭さんの結婚で改めて浮上する「宮内庁」の責任問題

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.10.28 06:00 最終更新日:2021.10.28 06:00

眞子さんと小室圭さんの結婚で改めて浮上する「宮内庁」の責任問題

会見に向かう小室圭さん(26日)

 

 10月26日、秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんが結婚した。結婚を祝福する声も多い一方、いまだ批判の声が寄せられるなど、国民のすべてが納得する結婚とはいいがたい状況でもある。

 

 2017年の婚約会見から結婚に至るまで、騒動の連続だった。婚約内定まで話が進んでから、小室家の金銭トラブルが発覚。度重なる2人への批判に、眞子さんは「複雑性PTSD」を患うまで追い込まれた。

 

 

「お2人の結婚をめぐる対応には、宮内庁の甘さが目立ちます。そもそも、婚約までの時期、宮内庁は圭さんの身辺をどこまで調べたのか、はっきりしたことはわかっていません。

 

 結婚会見でも、前日になっていきなり質疑応答が取りやめとなったことは、お2人が質問から『逃げた』かのように捉えられてしまった面もあります。

 

 報道陣から質問が上がってきた段階で、もう少し宮内庁側で調整することは可能だったのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)

 

 脳科学者の茂木健一郎氏は、10月26日、自身のYouTubeチャンネルで「一番反省すべきは宮内庁の広報体制」だと語っている。

 

「SNSの時代になって、さまざまな雑誌、メディアの報道もあり、以前のような宮内庁の広報体制では足りなくなってきている」と指摘。

 

「たとえばSNSのアカウントを持つとか、そういうことも含めて考えなければいけない時代になってきている。ご本人がいろんなことを発信するというよりは、折に触れてよりきめ細やかな広報体制をやらないと時代に合わない」とし、「宮内庁が根本的にプレス対応を見直す時期に来ていると思う。プレスオフィサーのような人がちゃんといるような新しい体制にしないともうダメ」と分析している。

 

 眞子さんは結婚に至ったが、次は秋篠宮家次女・佳子さまの結婚についても、国民の関心事となりつつある。残された時間はあまり多くないだろうが、宮内庁は変われるのか。

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