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警察官が彼女を車で10m引きずり!兵庫県警が隠蔽した身内の不祥事「連絡先と写真を全部消せと言われ…」

社会・政治 投稿日:2021.11.16 06:00FLASH編集部

警察官が彼女を車で10m引きずり!兵庫県警が隠蔽した身内の不祥事「連絡先と写真を全部消せと言われ…」

A子さんは、現在も事件のフラッシュバックに苦しんでいる。「兵庫県警の一連の対応には、甘く見られたという屈辱を感じます」と語る

 

「眠りに就いても、数時間に一度事故の夢を見て目が覚めるんです。これほど苦しんでいるのに、警察があれほど不誠実な対応をするなんて……」

 

 立腹した様子でそう語るのは、大阪府在住のA子さん(22)だ。A子さんは、あるショッキングな事件の被害者だ。発端は、以前交際していたX氏(27)との些細な喧嘩だった。

 

 

「Xは、兵庫県警伊丹警察署地域第一課に勤める警察官で、私たちは交際して8カ月ほどでした。10月7日の午前4時、彼の家で2人で過ごしていたとき、ちょっとしたことで口論になり、激高した彼が『もう別れる』と言って家を飛び出しました」(A子さん)

 

 車に乗り、駐車場から出ていこうとするX氏。きちんと話し合いたいと考えたA子さんは、運転席側のドアハンドルを掴み、X氏に車から降りるように懇願した。

 

「Xは私の姿が見えていたはずなのに、車を発進させました。そんな危険なことをするとは思わず、私はドアハンドルを掴んだままでした。車はスピードを上げ、私は10m以上引きずられた挙げ句、振り落とされて転倒しました」

 

 走り去ったX氏は、数分後に戻ってきたという。

 

「焦った様子で『ごめん』と謝っていましたが、救急車はもちろん、病院にも連れて行こうとしてくれず、部屋に戻りました。私が『警察を呼ぶ』と伝えると、Xはスマホを取り上げ、『警察はそんなに暇じゃない。寝る』と、怪我をした私を放置して寝たんです」

 

 A子さんは、この事件で複数の挫傷に加え、右膝関節の軟骨を損傷し、加療に約3週間を要すると診断されている。深刻な人身事故を起こしておきながら、救急も警察も呼ばない警察官――。だが、兵庫県警の “不誠実さ” はここからさらに増してゆく。

 

「この日の朝7時に、Xがいつも通りに出勤しようとしたので、さすがに私も怒ったんです。すると彼は不貞腐れた様子で、上司に電話をしました。その15分後、上司のY氏がXの家にやってきました」

 

 Y氏の名刺には、同じ伊丹警察署地域第一課の警部補と書かれていた。Y氏は事件のあらましを聞き、A子さんの怪我の様子を目にしても、“警察官” としてまともな対応をしないばかりか、隠蔽を図った。

 

「最初から高圧的で『それで2人は別れるの?』などと、事件をたんなる痴話喧嘩にしたいようでした。さらに『荷物を持って自分の家に帰りなさい』『警察呼ぶのは勝手だけど、あなたの思いどおりになるとは限らないよ』などと、脅すような発言でその場を収めようとしてきました。Xも上司に同調し、『(警察を)呼ぶなら呼べば』と嘯いたので、その場で110番したんです」

 

 駆けつけたのは尼崎東警察署の署員たちだった。現場検証がはじまり、A子さんは警察署で被害届を提出することに。やっとまともな “警察官” が現われた――。そう思った矢先だった。

 

「調書をつくる際、署員に『Xと連絡をいっさいとらない』という誓約書を書かされたんです。さらに『Xの連絡先や写真を全部消せ』『Xの家に行ったら、あなたがストーカーとして訴えられる側になる』と言われました。

 

 彼とのラインのやり取りや、スマホの写真フォルダの中も細かくチェックされ、削除を強いられました。事件のことでショックを受け、疲れ果てていた私は、言われるがままに消去してしまいました。でも、なぜ被害者の私が突然ストーカー扱いされたのでしょうか」

 

 現在、A子さんは弁護士に相談し、慰謝料と治療費を求める損害賠償請求の訴訟準備を進めている。

 

「Xの弁護士を通じて、被害届を取り下げ示談にしてもらえないかと依頼がきましたが、応じるつもりはありません。恋愛感情とは別に、あの対応は警察官としてあってはいけないことです。事件をなかったことにしようとした彼らを、とうてい許せません」

 

 兵庫県警に一連の事件について確認したところ、「個別の案件については、お答えできません」との回答だった。

 

 長年、警察組織の腐敗を追求してきたジャーナリストの寺澤有氏が解説する。

 

「上司がやってきて、脅し文句を駆使しながら、事件をなかったことにしようとする。これは身内に不祥事が起きた際の、警察の典型的な手口です。事件化しないように被害者当人へ圧力をかけるのも当り前で、仕方なく捜査をする場合も、起訴を避けるために証拠を隠滅したり、恣意的な調書を検察へ送ります。

 

“ストーカー対策” という名目で誓約書を書かされたり、データを消させられたりしたのも、隠蔽工作の一環ですよ」

 

“犯罪” をなきものにしようとする警察を、司法の番人と呼べるのか。

 

(週刊FLASH 2021年11月30日・12月7日合併号)
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