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幸福の科学「守護霊インタビュー」はこうして行われる
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2017.03.20 12:00 最終更新日:2017.03.20 12:00
幸福の科学に出家した女優・清水富美加。騒動の発端は、『女優・清水富美加の可能性』という守護霊インタビューが、2017年2月3日、幸福の科学出版から発売されたことだった。
幸福の科学は、これまで数多くの有名人の「守護霊インタビュー」をおこなっている。
たとえば、安倍首相はもちろん、プーチン大統領、トランプ大統領、ドゥテルテ大統領、朴槿恵大統領。イチローなどのスポーツ選手や小保方晴子氏もいる。小保方氏は『それでも「STAP細胞」は存在する』として、守護霊の本心が語られた。
芸能人も多く、木村拓哉から北川景子まで、多くの有名人の守護霊インタビューが刊行されている。ちなみに、大川氏の霊言によれば、北川の過去世は小野小町だという。
こうした著名人たちは、幸福の科学と宗教的な関係はないが、いったい「守護霊インタビュー」をはじめとする霊言は、どのようにおこなわれるのか。広報局が教えてくれた。
「大川総裁先生が、『◯◯の守護霊よ。どうか、幸福の科学総合本部に降りたまいて、その本心を明かしたまえ』と語りかけて、降霊するのです。また昼夜を問わず、突然、守護霊のほうから大川総裁先生に語りかけてくることもあります」
霊言に立ち会ったことがある職員は、降霊した大川氏の言動が、対象と瓜二つなことに驚くという。
「話し方やちょっとした仕草まで似ているのです。松下幸之助氏の霊を招いたとき、大川総裁先生が『もうちょっとわかる言葉で言うてくれんかなあ』とおっしゃって。それを聞いた、生前の幸之助氏を知る信者は『発言がそっくりです』と、言っていました」(教団職員)
インタビュー形式の霊言では、大川氏の霊的指導を受けた信仰心の篤い職員が、霊を降ろした大川氏に質問する。また、大川氏が導師(講師)となり、招いた霊を「スピリチュアル・エキスパート」と呼ばれる霊媒の職員に降ろし、霊言を語らせることもある。
「収録された霊言は、数人で手分けして原稿を起こします。それをすぐに清書し、総裁先生から前文などをいただき、最短で翌日に書籍にします」(広報局)
こうした大川氏と職員たちの連携作業を通じ、著作が記録的なスピードで日々、店頭に並んでいるのである。
(週刊FLASH 2017年3月7日号)