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「読売新聞記者」が性的暴行未遂で逮捕…元 “同僚” 神奈川県警担当記者が明かす「大声レク事件」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.05.30 21:15 最終更新日:2022.05.30 21:34
5月30日、神奈川県警加賀町署は強制性交未遂の疑いで、「読売新聞」社員の細田凌容疑者(25)を逮捕した。
事件について社会部記者が語る。
「4月に知り合いの女性に性的暴行を加えようとした疑いが持たれており、警察の取り調べに対して容疑を認めているそうです。2021年4月に読売新聞社に入社した細田容疑者ですが、なにより驚いたのが、犯行当時、『横浜支局の警察担当記者』だったことです」
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4月下旬に被害者女性から訴えがあり、県警が捜査に着手。山梨県内で身柄を確保した。現在、細田容疑者は業務を外れ、本社の総務局付になっているという。
日本最大手の新聞社の記者が逮捕されたことに驚いているのは読者だけではない。“同僚” たちも同様だ。細田容疑者と同じ神奈川県警を担当していた大手メディアの記者がこう話す。
「県警によるレク(記者を集めた情報発表)の際に、細田容疑者と何度も一緒になっていたので驚きました。マッシュルームカットのような特徴的な髪型をしていたので、強烈な印象があったんです」
レクでの行動についても、印象に残っていることがあるという。
「すごく大きな声で質問を繰り返したことがあったんです。レクは県警の担当者を囲むように椅子に座って話を聞きますから、コロナ禍でも、担当者とはせいぜい2メートル弱くらいしか離れていません。
それにもかかわらず、細田容疑者はレク内容について『では、それはこういうことでしょうか!!』と大声を張り上げて質問していたんですよ。これには周囲の記者たちも少し “引いて” いました。
質問の仕方が『県警に答えてほしい』というより、『お前ら、仕事している俺を見とけよ』という感じがして……」(前出・大手メディア記者)
細田容疑者はたびたび休職しており、そのことで周囲から心配されていたが、他社の記者との間にはどことなく “距離” があったという。
今回の犯行の動機については、まだ明らかになっていないが、多くの犯罪を報じてきた記者が、自ら犯罪に手を染めることになるとは……。
( SmartFLASH )