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森喜朗、「女性蔑視」発言を批判され「本当の話をするので叱られる」…いまさらの不満表明にひろゆきも疑問視
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.06.08 14:00 最終更新日:2022.06.08 14:08
6月7日、森喜朗元首相が、都内で開かれた自民党議員のパーティーで、「女の人はよくしゃべると言っただけだ。本当の話をするので叱られる」と発言。
「東京五輪・パラリンピック組織委員会」会長を辞任する原因となった自身の女性蔑視発言への批判に、不満を表明した形だ。
加えて「本当の話を政治家がしないから、世の中がおかしくなっている」とも語っている。
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さらに、首相在任中の2000年、「日本は天皇を中心にした神の国」と発言し、批判を浴びたことについても「何が悪かったのかさっぱりわからないが、私をつぶせということだったのだろう」と振り返った。
森元首相の発言が報じられると、実業家のひろゆき氏は、自身のツイッターでこう疑問を呈した。
《本当のことを言っても許すべきだという派閥の人は、寿司屋さんが「でっかいウンコして来ました。何を握りますか?」って言ってもまったく気にならないんですかね。。。?》
「細田博之衆議院議長もそうですが、サービス精神旺盛で、話好きな人に限って問題発言をしてしまう傾向があります。
話を面白くするため、刺激のある話題を入れようとするからですが、今回は、自身が『不適切』だと認めた発言を、実はまったく反省していなかったことを表明したわけです。森氏の周りには、苦言を呈する人がいないのでしょう」(政治部記者)
森元首相の、自身が辞任にいたった経緯への恨み節ともとれる発言が報じられると、ネット上では、批判が渦巻いた。
《もう昭和のおじいちゃんで、感覚が時代と合っていないのだと思います。しかもわざわざ自分からこの問題を蒸し返している》
《年寄りの民間人が井戸端会議で話しているのとは訳が違うのです。人は歳をとるほど、考え方をアップデートしにくくなります。やはり政治家に定年を厳格に設けるべき》
《裸の王様状態であり、周囲はイエスマンしかいなかったのだと確信出来る。こういった方がまだ政界財界にいられる土壌に大きな問題がある》
政治家は腹の探り合いの世界。政治家が本当の話しかしなかったら、政治は成り立たなくなるのでは?
( SmartFLASH )