社会・政治
“パパ活” 吉川赳議員、雲隠れ生活で批判が飛び火…4回落選しても比例復活させてきた自民党の責任問う声
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.06.20 21:00 最終更新日:2022.06.20 21:05
18歳の女子学生との “パパ活” 疑惑が報じられた、衆院議員の吉川赳氏(40)の雲隠れが続いている。
『週刊ポスト』(2022年6月24号)によれば、吉川議員は5月27日、汐留の高級焼肉店の個室で女子大生と密会。相手の年齢が18歳と把握したうえで、飲酒をすすめたほか、現金4万円を渡し、ホテルの個室で1時間半ほどを過ごしたとされる。
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今回の報道を受け、10日、吉川議員は自民党に離党届を提出。だが、それ以降は一度も公の場に現れておらず、地元・静岡の事務所もシャッターが閉められているという。
15日には立憲民主党が吉川議員に対する辞職勧告案を衆院に提出したが、自民党は「事実が確認できていない」として賛同せず、採決は見送られた。
こうした事態を受け、急速に高まっているのが、吉川議員を長年議員の座に据えてきた自民党への批判の声だ。
「吉川議員の父親は学習塾を運営し、静岡県議会の議長も務めた地元の大御所。その息子ということで、衆院選静岡5区から2012年に初出馬しましたが、落選。その後も、2014年、2017年、2021年と毎回落選しているのです。
2012年と2021年は比例復活で当選し、2019年は、自民党の田畑毅議員の女性スキャンダルで繰り上げ当選しました。
同選挙区には細野豪志氏がいるので、厳しい戦いを強いられるのもわかりますが、それにしてもなぜこれだけ落選した議員を……と有権者が失望するのもうなずけます」(政治部記者)
SNSでも、自民党の責任を問う声が多い。
《全ては比例代表で落選から復活させた自民党に最大の責任がある》
《説明も謝罪もないまま離党で雲隠れですよ。比例で自民党が議員にしたのでしょう?自民党にも責任ありますよね》
このまま議員に居座れば、6月30日に約290万円の「議員ボーナス」を受け取ることになる。真摯な説明をしなければ、国民は納得できないだろう。
( SmartFLASH )