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「コロナは風邪」党首、参院選出馬断念の裏に本誌が報じた“中学2年生を妊娠・出産トラブル”【2022年・上半期の主役】
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.07 06:00 最終更新日:2022.07.07 06:00
7月10日に投開票がおこなわれる第26回参議院議員通常選挙。今回の選挙戦の候補者に平塚正幸氏(40)の名前はなかった。
平塚氏は、2019年7月の第25回参議院議員通常選挙に「NHKから国民を守る党」公認で出馬するも落選。
新型コロナ禍でおこなわれた2020年7月の東京都知事選挙で、は「コロナは風邪」と書かれていた選挙ポスターとともに、「国民主権党党首」として出馬していたのだ。
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当時は渋谷で毎週のように「クラスターフェス」なる抗議活動をおこなっていた、反ワクチン・反マスク活動における有名人の一人だった。
都知事選では得票率0.15パーセントと振るわなかったものの、平塚氏は2021年3月の千葉県知事選挙にも出馬し、8人中5位で落選。
しかし、今回の参院選について平塚氏は、6月16日に投稿した動画で出馬断念を発表した。
その動画内の冒頭では 《家宅捜索は名誉毀損罪の容疑でやられたんですけど、FLASHの件とは関係ない》 と話している。
2021年12月26日に、自宅に家宅捜索が入り、自身のツイキャスで「皆さん信じてください。私は何も悪いことはしていません。必ず全ての真実をお話します」と発言していた平塚氏。
《FLASHの件》とは、本誌が2022年4月に報じた平塚氏の児童福祉法違反や青少年健全育成条例違反の疑いについてだろう。
本誌の取材に、ある国会関係者は驚くべき平塚氏のトラブルを打ち明けていた。
「平塚氏は、昨年ガサ入れされた数日前に子どもが産まれたことを自身のSNSで報告しているのですが、じつはその平塚氏の赤ちゃんを出産したのは、当時中学生の女性なんです」
前出の関係者は二人の出会いについてこう話していた。
「2020年9月、国民主権党は葛飾区堀切水辺公園で花火大会を開きました。その大会には支持者ら約40人が参加し、中学生や幼児らも来ていました。そのなかに、とある元地方議員のA氏の妻が中学生の娘を連れてきていたんです。A氏の妻は熱心な国民主権党の支持者で、いろいろな活動に参加していた。平塚氏はそこで中学生と知り合ったと聞いています」
平塚氏と中学生はほどなく交際を始めたとみられ、数カ月後には妊娠が発覚することになった。
「元地方議員であるA氏は、当然のことながら、平塚氏に激怒したようです」(同前)
はたしてA氏は平塚氏に対してどう思っているのか。当時、取材を申し込むと、A氏に代わって代理人弁護士が対応。平塚氏がA氏の娘を妊娠・出産させたことについては認めたうえで、「現在訴訟なども含めて法的手段を検討しているところで、現時点で詳しくお話することはできません」とだけ回答した。
平塚氏自身は、この行為についてどう考えているのか。4月下旬、国民主権党の事務所に電話をかけると、平塚氏本人が応じた。
――A氏をご存知ですか?
「相手側の弁護士を通じて話が来ているので、こちら側からは何もお話しできません。警察の捜査には協力しますが、週刊誌の取材には応じられません。A氏の周辺が、私に対してあることないことを言ってきているので、私も弁護士を立てて応じようと思っています」
――A氏のお子さんを妊娠・出産させたと伺っているのですが。
「父親が誰なのかわからないので……まだ赤ちゃんにも会わせてもらっていませんし……」
――女性が18歳になったら結婚するなど、なんらかの責任をとられるおつもりは?
「今は何も言えないのですが、やましいことはありませんよ」
動画内で“自分や社会の環境が整っていない”という趣旨の説明を何度も繰り返していた平塚氏。
このようなトラブルを抱えていては、環境が整わないのも当たり前だろう。
( SmartFLASH )