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生稲晃子氏を待つ茨の道…懸念される今井絵理子「これから勉強します」の二の舞
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.11 18:37 最終更新日:2022.07.11 18:39
7月10日に投開票がおこなわれた参院選で初当選を果たした生稲晃子氏が、11日15時すぎに自身のTwitterを更新した。
《61万9792票をいただき、この度の参議院議員選挙で当選を果たしました。本当に皆様にありがとうございました。今朝、安倍晋三元総理のご自宅に萩生田光一都連会長と伺い、当選を報告致しました。安倍先生のご遺志を引き継ぎ、優しく、強い政治家として任期の6年間を全力で働いてまいります》
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元おニャン子クラブのタレントで自民党から出馬した生稲氏だが、選挙戦から厳しい批判を浴びせられていた。
「候補者を対象としたアンケートにほぼ無回答だったり、矛盾する回答をしていたりと、ツッコまれ放題でした。選挙戦が始まった当初は当選確実と見られていましたが、徐々に苦戦になり、東京選挙区の6人中5番めでようやくの当選でした」(政治部記者)
投票が締め切られた20時以降、生稲氏への批判はさらにエスカレートした。
発端となったのは、テレビ東京系の特番『池上彰の参院選ライブ』だった。番組では事前に生稲氏へのインタビューを依頼したが、陣営はすべての局のインタビューを受けていないと拒否。
テレ東の記者が生稲陣営の関係者に取材したコメントとして、取材拒否の理由を発表したのだが……それは「生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないからだ」というものだった。
これに対し、ネットでは批判が沸騰。
《そんな人、公認すんなよ。国会議員の資格ないやんかー》
《は?何言ってんの?これから勉強する?だったら給料は一切貰わないでくれ。私達の税金を何だと思ってるんだ??》
《そんなこと投票が終わってから言っても仕方がないだろう。事前に主権者に情報提供しないと》
「池上氏の選挙番組ということで思い起こされるのが6年前。参院選で初当選した今井絵理子氏に、池上氏が米軍基地について質問したときのことです。『これからきっちり向き合っていきたい』と今井氏が答え、『これから勉強するのか』と批判が殺到したのです。
今回は匿名の関係者のコメントということで、信憑性の問題はありますが、『国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りない』というのは、かなり衝撃的な言葉です。これだけネガティブなイメージを持たれてしまうと、それを払拭するのはなかなか難しいのでは」(同)
生稲氏は、「がんサバイバー」として、働き方改革実現会議の民間議員を6年間つとめているが、選挙戦でそのことがクローズアップされることはほとんどなかった。
「人物的にも柔和な雰囲気があることで、なおさら非難の的になってしまった感があります。資質に問題あって勉強が足りないなんて言い出したら、今回当選したなかでも何人も該当するんじゃないですか」(同)
任期は6年間。本当の勝負はこれからだ。
( SmartFLASH )