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吉川議員 “パパ活” 報道への提訴発表も世間は冷ややか「なぜブログ」「会見しないの」と説明責任問う声も

社会・政治 投稿日:2022.07.16 17:55FLASH編集部

吉川議員 “パパ活” 報道への提訴発表も世間は冷ややか「なぜブログ」「会見しないの」と説明責任問う声も

吉川赳議員(写真・時事通信)

 

 18歳の女子大生に飲酒させ、“パパ活” をおこなったとする疑惑が『週刊ポスト』で報じられた自民党吉川赳議員。参院選を前に離党したが、7月15日には5000字以上の長文ブログを更新し、報道について経緯を説明した。

 

 冒頭では、報道で世間を騒がせたことを《わが身の不徳の致すところであり、心よりお詫び申し上げます》と謝罪。参院選と、安倍晋三元首相の銃撃事件があったことから、説明の時期が遅れたと語った。

 

 

「『週刊ポスト』で18歳と書かれた女性とは、《飲酒を伴う女性による接客がなされるいわゆるクラブ》で出会ったといいます。女性は接客で吉川議員を担当し、飲酒もしていたため、20歳以上だと認識していたと。そのため、女性と焼肉店で飲食をしたのは『パパ活』ではなく『同伴』だと説明しています」(政治部記者)

 

 女性から「大学1年生」「18歳」などと言われたことについては、《酒席で働く女性が身元を知られたくない等の理由から、年齢や所属先、出身地などについて正確なことを述べないことはよくある話でありますから、私としては、真に受けることもせず、『なるほど、大学一年生という設定なのね』と受けとめ、軽い乗りで会話を合わせていたというのが実情でありました》と語っている。

 

 4万円を渡したことについても説明。焼肉店での食事後、女性は店を休み、2人で時間を過ごすことを希望したと説明し、《私がお渡しした4万円は、いわゆる「パパ活」といわれるような、素人の方が個人的なお付き合いをすることの対価としてお支払いしたものではなく、クラブに勤務される方の欠勤に対する給与相当額の補填としてお支払いしたものなのです》としている。

 

 今回のブログでは、報道にあった、飲食後の1時間半ほどのホテル滞在には一切触れていない。ただ、吉川議員はもともと『週刊ポスト』への回答で、《食事の後にもう少し飲もうということで隣接したホテル内の店舗を探したのは事実ですが、客室を取った事実もありませんし、まして客室に滞在した事実も一切ありません》と書面で否定している。

 

「吉川議員は、週刊ポストの取材について、女性と同誌の間であらかじめ打ち合わせがあったのではないかと主張し、裁判を起こす考えを明らかにしました。お互いの主張については、今後の裁判で明らかになっていくでしょう。

 

 とはいえ、ブログの内容とは関係なく、世間の目は冷ややかです。報道直後に離党し、与野党から説明が求められましたが、議会に出席せずに雲隠れを続けました。

 

 6月30日には夏のボーナス286万円をしれっともらい、今回も記者会見を開くでもなく、ブログでの一方的な発表でした。世間が納得するまで説明するという姿勢が一切感じられません」(同)

 

 ネット上では、吉川議員に対し「説明責任をきちんと果たすべき」といった声があがっている。

 

《会見を開いてオープンな場でちゃんと話せば良い。コソコソと隠れているのは罪悪感があるからと思われても仕方あるまい》

 

《今頃になって「大学一年生という設定」だったと言い始めた吉川議員 なぜ選挙が終わった今頃になって「ブログ」という手法で主張したのでしょうか?そもそも潔白ならば離党する必要もなかったはず》

 

《国民の前に出てきて説明しろよ、税金で生活してるんだから説明責任が有るだろう》

 

 今回のブログで吉川議員は、当面辞職しない考えも示した。事態の行く末に、大きな注目が集まっている。

 

( SmartFLASH )

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