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二階元幹事長「国葬やらなかったらバカ」発言に見える“強烈な特権意識”「反対派はみんなバカということか」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.26 19:55 最終更新日:2022.08.26 19:57
政府は、8月26日におこなわれた閣議で、安倍晋三元首相の国葬に、2022年度の予備費から約2.5億円を支出することを決めた。9月27日に予定されている国葬に向けて着々と準備が進むなか、自民党・二階俊博元幹事長の発言への非難が止まらない。
「国葬は当たり前だ。やらなかったらバカだ」
8月24日に、都内でおこなわれた講演での発言で、二階氏は国葬に世論での反対意見が強いことについて「それがあったからといって、国葬をやめるわけではない。国葬は当たり前だ」と語ったのだ。
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「国葬に関しては、反対意見が過半数以上の世論調査が多い。二階さんの言い方では、反対する人たちを『バカ』呼ばわりしているようにも捉えられ、国民を見下す発言と思われても仕方がない」(政治部記者)
二階氏は講演で、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と政治家との関係についても言及。
「我々、政治家は選ばれるほうだが、応援してくれる人をこっちが選択する権利はほとんどない。『応援してやろう』と言われたら『よろしくお願いします』というのは合い言葉だ」
さらに、「多くの人とおつき合いする中には、いろいろな人が混じっている。検査している暇はないので、(問題が)起きたときに直していく」「自民党はビクともしない」などとも述べた。
「旧統一教会の問題がこれだけクローズアップされ、内閣支持率が急落している中で、『自民党はビクともしない』とはあきれます。開き直りとも取れる発言で、そこから見えるのは、強烈な特権意識そのものですよ」(前出・政治部記者)
SNSでも、今回の二階発言に非難の嵐が吹き荒れている。
《過半数の国民を「バカ」呼ばわり。これがこの政治家の本音なんだろう》
《開き直るな!奢れる自民は久しからず!》
《特権階級意識も大概にしてくれよ、な、二階さんよ!》
さらには国葬賛成派からも、発言内容への苦言が出ている。
《国葬は賛成だけど、こういう言い方でしか反論出来ないのは二階さんの方がバカだと思う》
《国葬は賛成、しかし、この上から押さえ付ける言い方はどうにかならないのだろうか》
自民党衆院議員には「73歳定年制」があったはず。執行部も、御年83歳の二階氏には、こんなときに余計なことは言ってくれるな、と思っていることだろう。
( SmartFLASH )