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安倍氏国葬に “首脳ら不在” のしっぺ返し…シラク元大統領の国葬には駐仏大使しか参列させなかった
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.09.07 17:45 最終更新日:2022.09.07 17:47
9月27日におこなわれる安倍元首相の国葬。海外からの来賓も予定されているが、アメリカのバイデン大統領、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル前首相らは参列しない見通しだと報じられている。
「岸田文雄首相は、8月31日の会見で『諸外国から多数の参列希望が寄せられている』と発言していましたが、ふたを開けてみれば、ビッグネームは不在。9月になっても、多くの国から返事がない状態だと報じられています。
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多くの反対の声が寄せられるなか、各国の『弔意と敬意』を受け取ることを開催理由にしている岸田首相ですが、これでは何のための国葬なのか……。
政府の概算によれば、『外国要人の接遇費』が、車両の手配や空港の受け入れ体制の構築などで6億円程度かかるそうですが、これだけかけてビッグネーム不在とあっては、よけいに国民の反感を買うでしょう」(政治部記者)
産経新聞によれば、複数のフランス政府関係者が「できるだけ高位の人物」の派遣を検討しているというが、なぜマクロン大統領は訪日しないのか。「内政の予定」を理由にしているが、この点について「3年前の “しっぺ返し” だ」と語るのはある政治ジャーナリストだ。
「2019年9月30日、シラク元大統領の国葬がおこなわれたときのこと。パリの教会には、ロシアのプーチン大統領、クリントン元米大統領、イタリアのマッタレッラ大統領らが出席しました。
シラク氏は40回以上も来日するなど、大の親日家として知られていましたが、当時の首相であった安倍氏は出席せず、日本政府が参列させたのは駐仏大使でした。これについては当時、“あまりにお粗末な弔問外交” と、批判の声が上がったのです」
大金をかけてしっぺ返しを食らうようでは、かえって恥をかくことになりそうだが……。
( SmartFLASH )