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生稲晃子議員、旧統一教会で『巨人の星』替え歌で激励される… 「有名人を呼ぶのはしょっちゅう」元信者が指摘【スクープその後】

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.09.30 06:00 最終更新日:2022.09.30 06:00

生稲晃子議員、旧統一教会で『巨人の星』替え歌で激励される… 「有名人を呼ぶのはしょっちゅう」元信者が指摘【スクープその後】

当選直後、すっかり “センセイ” の生稲議員

 

 いよいよ秋本番! これまで多くのスクープを報じてきた本誌のなかで、とくに反響の大きかった記事の「その後」を追跡!

 

 7月の参院選で、自民党最大派閥である安倍派の支援を受けて初当選した元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏(54)。

 

 当選直後の同月21日の正午過ぎ、黒塗りのクラウンで都庁前に乗りつけ、後部座席から降りようとする生稲氏を本誌は目撃。ゴールドに花柄があしらわれたワンピースとライトグレーのジャケットを身に着け、すっかり “センセイ” のいで立ちだった。

 

 

 そのド派手ワンピのまま、生稲氏は、同日夜に安倍晋三元首相が亡くなって初めて開かれた派閥会合に出席。昭恵夫人が悲しみに暮れるなか、終始ニコニコ顔で周囲を驚かせたと、当時の本誌取材に党関係者は語っている。

 

 選挙戦中は、マスコミの政策アンケートに対し、無回答で提出したり、他の候補の回答を “コピペ” したりと、資質を疑問視されていたが、まもなく旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との接点が発覚。

 

 参院選公示前の6月に、萩生田光一政調会長(59)とともに八王子市にある旧統一教会の関連施設を訪問したことを「週刊新潮」に報じられ、本人も事実だと認めた。

 

 さらに9月22日の朝日新聞は、その訪問時、生稲氏がアニメ『巨人の星』の替え歌で激励されていたことを報じている。若い信者数人が舞台に上がって野球のパフォーマンスを披露するとともに、会場の信者らが替え歌を熱唱。歌が終わると生稲氏が登壇し、目頭を押さえながら謝意を伝えたという。

 

 旧統一教会では、こうした催しがよくおこなわれるのか。元信者で金沢大学教授の仲正昌樹氏が語る。

 

「旧統一教会は、信者を盛り上げるためにイベントをしょっちゅうやる団体です。やっぱり信仰生活で、長時間の祈祷など修行ばかりが続くと、人間はもたない。だから、歌手やタレントなど有名人を呼んでイベントをやるんです。そうすると信者たちは喜びます。

 

 ふだん『霊界で勝利した』などと宣言されていることは、地上でのこうしたイベントにつながっているんだと信者たちは認識します。また、有名人が来れば、教団が世の中に浸透していることを実感できますね」

 

 生稲氏は出席した会合に教団が関わっていることを認識していなかったのだろうか?

 

「知らなかった可能性は高いと思います。イベントの主催者は、生稲さんの場合のように、世界平和連合や国際勝共連合などの関連団体が多く、教団との関係に気づきにくいのです。

 

 彼女の政策面を見てもそうですが、深く考えていなかったんでしょう。これは生稲さんに限らず、ほかの多くの政治家もあんまり考えないでいろんな人とつき合っているのが実情だと思います。

 

 彼らにとって旧統一教会は、選挙を無償で手伝ってくれる便利な団体という程度の認識だったのではないか。ただ、プロとしては杜撰ですね。また、元タレントはこうした団体に利用されやすいということをしっかり自覚すべきですね」(仲正氏)

( SmartFLASH )

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