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「セルフレジで万引き横行」報道にコメント殺到「貧しい時代の象徴」「人件費削減のはずが本末転倒」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.10.11 19:00 最終更新日:2022.10.11 19:00

「セルフレジで万引き横行」報道にコメント殺到「貧しい時代の象徴」「人件費削減のはずが本末転倒」

過去1年間にセルフレジを利用したことのある顧客は6割にのぼる ※写真はイメージです(写真・PIXTA)

 

《「セルフレジ」で万引き横行「ミスか故意か見極め難しい」…手元・顔を撮影する対策も》

 

「読売新聞オンライン」が、10月10日に配信した記事が話題を呼んでいる。2022年6月、北九州市のスーパーでウイスキーなどを盗んだとして、60代の男性教員が逮捕された。当初は「レジを通ったと思った」と言い張っていたものの、前日にも前々日にも、同じ手口で万引きを繰り返していたことが発覚。懲戒解雇になったというものだ。

 

 

 一方で、購入するつもりだった水槽を、レジを通さずに持ち出した女性に「清算を忘れても不自然ではない」と無罪判決が下った事例も報告されており、「故意にレジを通さなかったのか、ミスなのかを見極めるのが難しい」と語るスーパー担当者の声が紹介されている。

 

「日本経済新聞社の10月3日の調査によると、人手不足を背景に、商品スキャンから会計までを顧客がおこなうセルフレジは小売店で導入が進んでおり、過去1年間にセルフレジを利用したことのある顧客は6割にのぼります。コロナ禍のなか、完全非接触で会計ができるセルフレジも開発されています」(経済担当記者)

 

「読売新聞」が今回、報じた事件以外にも、2022年には、以前購入した商品に貼られていた割引価格のバーコードシールをセルフレジに読み取らせた女性や、別の安い商品のバーコードを読み取らせた女性などが、それぞれ逮捕されている。

 

 こうした事態の急増を受け、レジに客の顔を撮影するカメラを設置したり、監視する係の店員を置くなどの対策をとる店舗が増えているという。しかし、SNSでは“拒否反応”が巻き起こっている。

 

《人を信用するっていうのとさ…なんか違う気がするんだよね。人件費削減して、対策費に人件費より高い金積んで、万引きもされたらもはやなんのための人件費削減なんだかw》

 

《バイトで研修して慣れてやっと1人立ちしてレジ打ちするのに、何も学んでない子供やお年寄りがするんだからね。お金だけセルフにするのが1番だよ》

 

《セルフレジが必要ってことは機材導入費を払ってでも人件費削りたいってことだと思うので、貧しい時代の象徴だからこういう窃盗は今後も起きるってことかな?》

 

《そもそもが人件費削減での導入だろうけど、監視員とか出口付近でのレシート確認する人等の新たな人件費が生まれるのは本末転倒だよな》

 

 利用客にとっては負担が増すばかりのセルフレジ。そのうえ“万引きするかも”として監視されるのは、気分がいいものではないが……。

( SmartFLASH )

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