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ひろゆきもフィフィも呆然、長野市の公園が「子供がうるさい」クレームで廃止も苦情は「たった1軒から」だった!

社会・政治 投稿日:2022.12.06 20:15FLASH編集部

ひろゆきもフィフィも呆然、長野市の公園が「子供がうるさい」クレームで廃止も苦情は「たった1軒から」だった!

公園には2023年3月31日をもって廃止されるという長野市からの「お知らせ」が貼られている(写真・小泉一真氏提供)

 

 12月2日、「子供の声がうるさい」という理由で長野市の児童公園が廃止されることを「信濃毎日新聞デジタル」が報じ、大きな話題を呼んでいる。

 

 報道によれば、物議を醸しているのは、長野市青木島町大塚にある「青木島遊園地」の廃止だ。2004年4月、地元の要望をうけて開設された遊園地は、周囲にある児童センターや保育園を利用する子供たちの遊び場だった。だが、一部住民から「子供たちの声がうるさい」といったクレームが続き、市が対策をしてもとまらなかったという。最終的に、遊園地を使う利用者も減り、管理を担う人もなく、廃止が決定されたと伝えられた。

 

 

 この報道に、SNSは騒然。実業家のひろゆき氏は、《子供より高齢者の快適な生活が優先される国。》とツイート。タレントのフィフィも、《モンスタークレーマーに屈してどうする…》とあきれた様子を見せた。

 

 お笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじは、自身のInstagramで記事を引用し、《変な街》とコメント。《#変な街#住みたくない街#市議会議員どないしたんや#恥ずかしい》とハッシュタグで批判している。

 

 長野市議の小泉一真氏によると、青木島遊園地が廃止に至ったのは、「たった1軒からのクレーム」が長年、続いたことが理由だという。

 

「長野市が2022年10月に回した回覧文書では、音がうるさいこと、草刈りや清掃など、公園の維持管理をおこなう愛護会活動が継続できないこと、利用者も少ないことが廃止の理由として挙げられています。ただ、愛護会のメンバーは100人以上おり、活動ができないというのはおかしな話。それに、青木島遊園地は広々として、周囲を児童センターや保育園、小学校などに囲まれた、よい立地です。本来なら、たくさんの利用者がいるはずなんです。

 

 情報公開請求で、公園廃止が議論された会議の議事録を見ましたが、結局、クレーマーに市や周囲が気を遣い続け、利用者が減り、誰も利用しない遊園地管理の押しつけ合いが発生していたんです。最終的には、『廃止もやむをえない』という結論になってしまいました」


 市の記録によれば、遊園地が開設された2004年ごろから現在に至るまで、「子供の声がうるさくてとても耐えられない」などと、長年にわたり苦情が続いていたという。遊園地だけでなく、隣の児童センターに関しても「遊戯室で子供が遊ぶ音も気になる」と主張。児童センター側は、最終的に子供たちを遊園地で遊ばせることを取りやめている。

 

「実際、長野市もクレームをうけて、税金をつっこんで諸々、対応はしているんです。出入り口付近が子供やお母さんたちのたまり場になってうるさいというので、出入り口も変えています。東側から西側へ移動したんですが、西側は交差点の角にあたります。交通事故のリスクが増すので危ないんですが、結局、クレームに屈する形で実現してしまったんです。

 

 個人的には、クレームを入れる方について、度を越しているなとは思いますが、ものを言う権利は誰にでもあるはずですから『言うな』とは言いたくありません。やはり長野市側が、市としてできる限界をきちんとお伝えしてこなかった責任が大きいと思います」

 

 長野市役所は、どういった見解なのか。公園緑地課の担当者に話を聞いた。

 

「たしかに、青木島遊園地に関してご意見をいただいていたのは、1世帯だけだと把握しています。遊園地開園後、日中は保育園や小学校から子供たちが訪れ、夕方以降は児童センターからも子供たちが来て、50人ほどの人数が一緒に遊んでいました。それによって大きな声や音が発生しており、宅地に入ってしまったボールを取る際、そのお宅の植栽が踏み荒らされることもあったと聞いています。さらに、夜には遅くまで若者が集まって騒ぐ声がしたり、サッカーボールを蹴る音や、花火の音などが発生したりして、そうした状態へのご意見が続いていました」

 

 苦情が続き、先述のとおり児童センターは、子供たちを遊ばせることを取りやめに。それまで遊園地の愛護活動は児童センターが担っていたが、2021年7月、児童センターから「遊園地を使用できない状況が続いているため、愛護会活動は継続できない」という相談が寄せられたという。

 

「児童センターの館長さんや保育園長、小学校の教頭先生に加え、地域の区長さんたちと話し合いの場を持ちました。結果的に、遊園地がほとんど使われていないという状況、近隣施設の管理者のご意見、区長会からの廃止要望、愛護会の停止という条件が重なりました。青木島遊園地は借地で、借地料もかかります。こうした現状を見据え、廃止という決定に至りました」(前出・担当者)

 

 長野市としても、対応は重ねてきたという。出入り口を変更し、遊具を移動させ、利用時間を区切り、注意喚起の看板を出した。児童センターは、「子供の声がうるさい」と苦情が来たため、それまで50人単位で遊ばせていたところを、5人以下で入れ替わりながら遊ぶような形に変更した。それでも、「ご意見」が止まることはなかった。

 

「青木島遊園地は、都市公園法に基づき設置された公園ではなく、もともと地元の要望でつくった小さな遊園地です。報道で話題にはなりましたが、諸々の状況を鑑みて、2023年3月31日をもって廃止する予定であることは変わりません」(前出・担当者)

 

 小泉氏は今後、公園の廃止を覆すため、議会でも言及していくつもりだという。

( SmartFLASH )

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