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「総理と呼んでいただいても構わない」河野デジタル担当相、1年前の動画拡散で広がる反発「冗談にも程がある」

社会・政治 投稿日:2023.01.10 19:30FLASH編集部

「総理と呼んでいただいても構わない」河野デジタル担当相、1年前の動画拡散で広がる反発「冗談にも程がある」

 

 河野太郎デジタル担当相のショート動画が、Twitterで注目を集めている。動画は、視聴者から寄せられた質問を河野氏が読み、それに答える形だ。

 

「河野さんはニックネームがありますか? 岸田(文雄)さんは『ふみきゅん』だそうです」

 

 対して河野氏は、笑顔でこう答える。

 

 

「ふみきゅん(笑)。ニックネームね。なんだろう。別に『総理』と呼んでいただいても構わないんですけど」

 

 わずか12秒の動画だが、1月8日に投稿されるとすぐに拡散し、視聴回数は21万回を超えた。

 

 この動画は、2021年10月3日、河野氏がインターネットで生配信した「たろうとかたろう」の切り取りだ。元の動画では、河野氏が1時間強にわたって、次々と視聴者の質問に答えていく。

 

「2021年9月29日に投開票された自民党総裁選で、河野氏は党員票で投票総数の約44%を獲得したものの、過半数に届かず、決戦投票で岸田氏に大差をつけられて敗北しました。動画は、河野氏が行革担当相から自民党の『広報本部長』になることが決まったときのものです。

 

 ただ、『総理と呼んでいただいて構わない』という発言は、当時から本気なのか自虐的ギャグなのか微妙で、『なんで総裁選で負けたのか理解する気なし』『自虐ネタが痛々しすぎ』などの声があがっていました」(政治担当記者)

 

 河野氏は、2022年8月に発足した第2次岸田改造内閣で、デジタル相として再入閣。

 

 毎日新聞の2022年11月の世論調査では、「日本の首相になってほしいと思う人」として1位(15%)。2022年12月のJNNの世論調査では「次の総理にふさわしい人」として1位(19%)。「ポスト岸田」として真っ先に名前があがる存在だ。

 

 だが、今回、1年3カ月ぶりに「総理と呼んでいただいて構わない」動画が拡散すると、SNSでは再び批判の声が巻き起こった。

 

《冗談にも程がある》

 

《“総理”とだけは呼びたくない。この男だけは何があっても呼びたくない…》

 

《総理じゃない者をあだ名でも「総理」と呼ぶわけにはいかんだろうし、残念ながらあなたはその器ではないと思うよ、役割的に》

 

 岸田首相の内閣支持率は低迷を続けたまま。河野氏が実際に「総理」と呼ばれる日は来るのだろうか。

( SmartFLASH )

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