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久米島町営バスで運転手が走行中に「喫煙」疑惑…役場は「パイポ」「本人に厳重注意」【画像あり】

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.02.27 19:37 最終更新日:2023.02.27 19:47

久米島町営バスで運転手が走行中に「喫煙」疑惑…役場は「パイポ」「本人に厳重注意」【画像あり】

IQUOSらしき器具を見る運転手

 

 2月に沖縄の久米島を訪れた観光客から、驚くべき情報が寄せられた。

 

 久米島空港そばのホテルに宿泊していた同客は、16日、繁華街へ向かうため、16時45分に「空港」を出る町営バスに乗車。

 

 初めてバスを利用した同客は、運転手から「どちらまで?」と聞かれ、「飲食店があるところまで行きたい」と答えると、「は? だからどこまで行くんだよ?」とぞんざいな口調で再度問われ、とっさに町の中心部と思われる停留場を告げた。

 

 

 怪訝に感じた同客は、着席後も運転手を観察していると、走行中にマスクを外したりつけたりしていることに気がついた。よく見ると、右手に加熱式タバコIQUOSらしきものが見え、白い煙のようなものも上がっていたという。

 

「驚いたので、そのまま注視していたところ、運転手は1本吸い終わると、信号で停車した際、2本めに火をつけ、そのまま吸い続けたんです。結局、私が降車するまでの約30分間、運転手は喫煙しながら走行したんです。

 

 正直、運転も荒く、かなりスピードを出していたため、私もふくめて乗客らの体は左右に揺られて苦痛でした。あと、古いバスなんでしょうか、30分で3回エンストしまして、そのたびに舌打ちしていました」(乗り合わせた観光客)

 

 同客から、運転手の様子をスマートフォンで撮影した動画も提供された。編集部で確認したところ、たしかに運転手はIQUOSのような機器を片手にもち、口に持っていくような仕草をするとともに、ときどき唇のあいだから吐き出される白煙が漂っている。

 

 乗客を運ぶ運転手が勤務中に喫煙をすることについて、本誌はバスを運営する久米島町役場の商工観光課に質問状を送った。

 

 尋ねたのは、

(1)勤務中に喫煙する運転手がいることを把握していたか
(2)勤務中の喫煙についての見解
(3)乗客に対し乱暴な言葉遣いをしたことを含む、運転手の言動についての見解

 

 の3点だ。これらに対し、以下の回答を得た(要旨を掲載)。

 

(1)同運転手に確認したところ、喫煙ではなく禁煙パイポを使用した。勤務中にこうした行為があったことは、(同課および役場総務課は)今回初めて知った。

 

(2)禁煙パイポであっても、勤務中の態度としては非常に問題があると認識している。本町の服務規程にて「職員は、町民全体の奉仕者としての職責を自覚し、誠実、公正にかつ能率的に職務を遂行するように努めなければならない」と定められており、本人の自覚が足りないと感じている。

 

(3)事実確認の際、「どこまで行くんだよ」という言葉は使っていない。しかし、利用者に不快な思いをさせたのは事実であることから、厳重に注意した。サービス業であることを自覚させるとともに、発した言葉で相手がどう受け取るかをしっかり考えるよう、指導もおこなった。

 

 さらに追記として、「タバコは事務所に置いておりバスには持ち込んでいない」「乗客への言葉は吐き捨てたように言ったわけではなく、方言のイントネーションによりそのように聞こえたかもしれない」という趣旨の運転手の弁も添えられていた。

 

「運転手の映像を見ると、白煙が上がっており、明らかにタバコと思われます。実は、国土交通省令の『旅客自動車運送事業運輸規則』では、運転者が遵守すべき事項として、『乗客が乗っている車内で喫煙しないこと』とあるんです。

 

 仮に運転手の言うとおり、禁煙パイポだとしても、公共交通に関わる人間として、勤務中に業務と関係ないことをするのは大きな問題でしょう」(週刊誌記者)

 

 2018年には、運転中に車内で喫煙などをおこなった川崎市営バス運転手2人が停職処分を受けている。今回の運転手にも自覚を持ってほしいところだ。

( SmartFLASH )

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