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【独自】セントラルスポーツ水泳指導員が「3歳女児」に強制わいせつで逮捕!父親が悲憤「娘はトイレを怖がるように」

社会・政治 投稿日:2023.04.16 06:00FLASH編集部

【独自】セントラルスポーツ水泳指導員が「3歳女児」に強制わいせつで逮捕!父親が悲憤「娘はトイレを怖がるように」

セントラルスポーツの運営クラブで配布されているパンフレット。同社はキッズスクールに力を入れている

 

 全国に200店舗以上を誇る、国内最大規模のスポーツクラブ運営会社「セントラルスポーツ」。競泳、体操で幾多の五輪選手を輩出している名門スポーツ企業が運営する都内のクラブで、おぞましい事件が起こった――。

 

 4月13日、警視庁に逮捕されたのは、当該クラブで水泳指導員を務めていた、大学生のX容疑者(20)だ。同容疑者はクラブ内の女子トイレの個室に女児のAちゃんを連れ込んで、わいせつ行為をはたらいたとみられている。

 

 

 刑法上、13歳未満の児童とのわいせつ行為には同意の有無に関係なく「強制わいせつ罪」が成立するが、Aちゃんは被害当時3歳。言語道断の犯行だが、今回、被害女児の特定を避けるため、本誌は容疑者を実名報道することができない。

 

「娘が喘息にならないようにと、昨年秋からセントラルスポーツの水泳教室に通わせたんです。週1回のレッスンを本人は楽しんでいたのに……。その気持ちを裏切って、こんなむごい行為をするなんて、許されるはずがありません」

 

 こう胸中を明かしたのは、本誌の取材に応じてくれたAちゃんの父親だ。娘をクラブに通わせた自責の念と、犯行への憤りが話しぶりからも強くうかがえる。

 

 事件は、水泳のレッスン後にAちゃんが一人だけ、プールから戻るのが遅かったことで発覚した。父親が続ける。

 

「2月22日、レッスン後に着替えて出てくる娘を妻が待っていたら、ほかの子は姿を見せるなか、娘だけ20分後にようやく出てきたんです。

 

 いったいどうしたのか聞きました。すると娘は、『(パンツを下ろした)先生の “どじょうさん” をペロペロした』『苦くて、ペッとした』と言うのです。

 

 我が家では、私が娘と一緒にお風呂に入るときに男性器を “どじょうさん” と呼んでふざけていたことがあったので、たいへん驚きました。

 

『娘にとんでもないことをしやがった』と怒りが湧き、翌日X先生とクラブの店長を自宅に呼び出し、問いただしました。当初、X先生は否定していましたが、店長は事実であることを察したのでしょう。下を向いて黙っていました」

 

 じつは、着替え後にAちゃんだけが遅く出てくる日は、その2週間前にもあったという。

 

 Aちゃんの父親によれば、事態を重く見たクラブ側が、警視庁に報告。母親もすぐに被害届を提出した。

 

 クラブ内にある防犯カメラには、Aちゃんを連れて女子トイレに入るX容疑者の姿が映っていたという。しかし、逮捕は事件発覚から1カ月以上もたった4月13日。捜査の遅さに父親はX容疑者が逃亡しないか心配したという。

 

 家族には、さらに過酷な現実も待っていた。

 

「娘には、とにかく何事もなかったと思ってもらえるよう、今も同じクラブに通わせています。クラブ側も現在の指導には、相当配慮してくれています。

 

 しかし、事件現場となったトイレの扉と同じ色のドアを見ると、まったく別の場所でも娘は固まってしまい『ここは入りたくない』と嫌がるようになりました。家のトイレでも、扉を閉めると怖がります。

 

 私とお風呂に入ることも怖がるようになり、私は下半身をタオルで隠すようにしました。娘には、嫌なことをされたという記憶が残っているんです。これから、どうしたらいいかわかりません」

 

 心労が重なった両親は精神科に通院しており、睡眠薬がないと眠れない状態だという。

 

 事件の責任はX容疑者だけではなく、セントラルスポーツの運営管理にもあると、Aちゃんの父親は憤慨する。

 

「男性指導員が、当たり前のように女子トイレに出入りしていた。そんなことはあり得ないでしょう。それに男性指導員が女児を連れて、トイレから20分も出てこないのに、周囲は何も思わなかったのでしょうか。

 

『ほかの指導員は気づいていたのでは?』とまで疑ってしまいます。水泳教室を運営するのに適切な体制だったのか、あらためて考えてほしいと思います」

 

 事件が起きたセントラルスポーツの当該クラブに取材を申し込んだが、まるで他人事のように、こう答えた。

 

「Xが逮捕されたことは知りません。詳細を把握していないので、何も申し上げることはありません。ただ、警察の捜査には協力します。Xが当クラブで働いていたかは、個人情報なので教えられません」

 

 逮捕直前、X容疑者は事実関係を認めて、被害女児の父親に電話で謝罪をしていた。本誌はその録音内容を実際に確認したが、X容疑者は謝罪と同時に犯行動機をこう述べていた。

 

《自分がやっちゃったのは、性癖というより、出来心でやっちゃいました》

 

《なんでこんなことになったのだろうって思います。警察に出されても、文句は言えないと思いました。自分の性癖というより欲求不満になっちゃって、本当に許されない行為をやっちゃいました》

 

 もちろん、Aちゃんの父親の怒りは収まらない。

 

「言葉では謝っていましたが、あまりに軽く考えている。X先生はおとなしそうな印象の指導員。まだ大学生で、これからがあることもわかります。

 

 でも、逮捕されるまで、自分が何をやったのか、本当の意味では理解していなかったのではないでしょうか」

 

 被害者家族の代理人弁護士は「まだ事件は始まったばかり」と、次のように話す。

 

「今回の事件で、Aちゃんには相当なトラウマが残るかもしれません。そのため、両親もショックを受けています。容疑者の大学生は当然ですが、セントラルスポーツの責任も大きい。民事でもX容疑者と会社を訴え、責任を明らかにしたいと思います」

 

 こんなスポーツクラブに「子供の未来」を預けられるだろうか。

( 週刊FLASH 2023年5月2日号 )

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