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岸田首相、児童手当の拡充は「3人めは小学生まで3万円」異次元の小粒感に批判相次ぐ「6万円じゃないの?」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.05.19 19:00 最終更新日:2023.05.19 19:55

岸田首相、児童手当の拡充は「3人めは小学生まで3万円」異次元の小粒感に批判相次ぐ「6万円じゃないの?」

写真:代表撮影/ロイター/アフロ

 

 5月18日、岸田文雄政権の「異次元の少子化対策」の目玉となる児童手当の拡充案を、毎日新聞などが報じた。

 

 現行の児童手当は、所得制限の対象となる場合を除き、支給額は以下のようになっている。

 

・0~2歳:一律1万5000円
・3歳~小学生:第1・2子が1万円、第3子以降が1万5000円
・中学生:一律1万円

 

 これを、3歳から小学生まで、第3子以降を3万円にするというのだ。

 

 

 3月末に公表した少子化対策のたたき台には、多子世帯について「経済的負担感が強い」として、児童手当の支給額を見直す方針が示されていたが、対象や金額は明記されていなかった。

 

 財源として、公的医療保険の保険料などに上乗せ徴収する案が検討されているが、子供が3人以上いる夫婦は約2割と少ないため、増額ぶんの予算は絞り込むことができる。

 

「児童手当については、自民党の『少子化対策調査会』(衛藤晟一会長)が3月、支給年齢を18歳まで延長、第2子には月3万円、第3子以降には月6万円の給付を明記した要望書を提出。『これぞ異次元の少子化対策』と話題になっていました。

 

 ただ、児童手当は現行でも予算規模が約2兆円。第2子以降の支給額を増やした場合、新たに2兆~3兆円程度が必要になります。とてもそこまでの拡充はできなかったということでしょう。結局、異次元の “小粒” 対策になってしまいました」(政治担当記者)

 

 第3子以降、3歳から小学生まで、児童手当が3万円になるだけの案に、SNSでは批判的な声が多くあがっている。

 

《なにこれ、やってられん しかも小学生まで…ね。一部にだけやった感出してその他は除外&実質増税のお得意パターンなのね》

 

《6万案が半分になってますけど? 子2人は多子ではないってこと? こんなんで増税だけはちゃっかりやるとか悲惨過ぎるやろ 頼むから年少扶養控除返してくれ》

 

《大幅に減額。期待してた子育て世帯は完全に騙されたね》

 

《選挙前は6万?みたいな案もあったのにやっぱりなって感じ‥なら匂わせしなきゃ良いのに‥》

 

 政府は6月までに「こども未来戦略方針」を定める方針だが、その内容はがっかりする内容のようだ。

( SmartFLASH )

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