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【町田銃殺事件】関係者が語る「原因は投資トラブル」…容疑者は周囲に「俺は余命3カ月」と吹聴

社会・政治 投稿日:2023.05.28 15:10FLASH編集部

【町田銃殺事件】関係者が語る「原因は投資トラブル」…容疑者は周囲に「俺は余命3カ月」と吹聴

写真・時事通信

 

 5月26日、東京都町田市で男性が拳銃で撃たれて死亡した。

 

 同日、職業不詳の佐々木誠容疑者(58)が拳銃1丁を所持して出頭し、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された。現場からは2人の男が逃走したことがわかっているが、佐々木容疑者の服装は2人のうちの1人にほぼ一致しているという。

 

 さらに27日、亡くなったのは特定抗争指定暴力団山口組系の鈴木英東(ひでとう)幹部であることが発表された。警視庁は引き続き、もう1人の男についても捜査を進めている。

 

 

 乗降客で賑わう夕刻に、JR町田駅直結のターミナルビルで起こった銃殺事件SNSでは凄惨な現場写真や動画が出回っているが、いったい何があったのか――。

 

「今回の銃撃事件に関わった加害者と被害者は、いずれも同県内の暴力団関係者です」

 

 そう明かすのは、暴力団事情に詳しい都内の会社経営者・X氏だ。X氏はこう続ける。

 

「佐々木はもともと稲川会系の組員ですが、現在は破門されています。闇金のような仕事をしていた一方、預かった資金でFX取引をする私募ファンドのようなことをしていたようです。

 

 射殺された鈴木さんは、現在、逃走中の男に金を預けて佐々木の投資に乗っていたようですが、配当も何もないので元金を返すよう、逃走した男を詰めていたとのことです」

 

 本誌が取材を進めていくと、鈴木さんは事件前に「(投資の件の)話をつけてくるから」と、事件現場に出向いたこともわかった。

 

 いっぽうの佐々木容疑者は、コーヒー店に着くと、待っていた鈴木さんに声をかけ、即座に1発発射。鈴木さんが店外に逃げるとさらに追いかけて2発撃ったという。

 

「最初から話し合うつもりはなかったのでしょう。最近、佐々木は周囲に『自分は末期がんで余命3カ月だ』と語っていたようです。本当に病気なのかはわかりませんが、いずれにせよ預かった資金を返すことができず、鈴木さんを殺したのだと思います。

 

 現役幹部が殺されたとはいえ、佐々木は現役ではないし、しかも理由が投資トラブルということもあり、報復はないということです」(X氏)

 

 警視庁も、個人的なトラブルが事件に発展したとみて、捜査を続けている。

( SmartFLASH )

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