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「日本語を話す乗務員を!」日本人女性が中華航空機内で大暴れ報道 航空会社は「通常は搭乗しています」

社会・政治 投稿日:2023.06.05 21:15FLASH編集部

「日本語を話す乗務員を!」日本人女性が中華航空機内で大暴れ報道 航空会社は「通常は搭乗しています」

中華航空は台湾最大の航空会社だ(写真・AP/アフロ)

 

「Very bad experience!(本当に酷い経験!)」

 

 6月4日、台湾最大手の航空会社・中華航空(チャイナエアライン)の福岡空港発、台湾桃園国際空港行きの飛行機内で、日本人女性が客室乗務員と口論になり、英語で冒頭のように叫んだ。

 

「台湾の『TVBSニュース』は、すでに乗客全員が飛行機に乗り込んでいるなか、日本人女性1人が不満を客室乗務員に訴えたのですが、その乗務員が日本語を話すことができなかったことに激昂し、自制心を失って大騒ぎしたと報じています」(週刊誌記者)

 

 

 女性は「Nice to meet you.」となだめる客室乗務員に対し、「No nice to meet you!」と英語で吐き捨て、その後も大声で怒鳴ったり、「あなた(客室乗務員)が現在おこなっている行為は、国際法で禁止されています」と、延々とマニュアル文を読み上げて猛抗議

 

 乗務員の「怒鳴らないでください」というお願いや、ほかの乗客の制止も聞かなかった女性は、飛行機から降りるよう求められ、出発が40分遅れたという。チャイナエアライン東京支社に、この件について問い合わせた。

 

「通常は、日本の空港の発着便には日本人の客室乗務員が搭乗していますが、今回のお客様が気がつかなかった可能性があります。ただ、コロナ禍で国際線が休止・減便し、通常どおりの運航を再開してまだ間がありませんので、シフトの関係上、まれに日本人の客室乗務員が搭乗していない便もあります」

 

 かりに日本人の乗務員が搭乗していなかったとしても、そのことで客室乗務員に怒鳴り散らすなど言語道断。このニュースを報じた『TVBSニュース』のYouTubeチャンネルのコメント欄には、おもに台湾からと思われる、この“迷惑”な女性に対する批判が相次いでいる(本誌訳)。

 

《不条理な乗客は、自分の国籍の航空会社を利用することをおすすめします》

 

《チャイナエアのキャビンアテンダントは本当に忍耐強くてフレンドリーです。私は彼らが好き!》

 

《彼女がアメリカン航空でもわざわざ問題を起こそうとしたとは思えない》

 

《彼女に飛行機から降りるよう頼んだのは正しかった。もし私が乗客だったら、彼女とは同じ飛行機には乗らないでしょう》

 

 女性のものと思われるTwitterのアカウントには、「水をもらおうと客室乗務員を呼び止めたが、無視された」と経緯が書き込まれている。それが事実だとしても、周囲の乗客に迷惑をかけたり、乗務員を侮辱したりしていい理由になるわけがない。

( SmartFLASH )

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