宮崎謙介氏、維新・馬場代表の「立憲たたき潰す」発言を歓迎…「政界復帰に向けてのPRか」SNSで拡がる憶測

 

　6月12日、「よろず〜ニュース」は、元衆議院議員（自民党）の宮崎謙介氏が、日本維新の会・馬場伸幸代表の「立憲民主党をたたき潰す」発言を大歓迎していると報じた。

 

　馬場代表は、7日の党会合で、次期衆院選に関して「立憲民主党を、まずたたき潰す。本当に国家国民のためにこの方々は必要なのか」と批判した。

 

　この発言を受け、宮崎氏は11日、同サイトの取材に「日本の政治にとって明るい兆しが見えてきた」と評価。「野党が野党の批判をしているこの構図は、けっこう珍しい光景のように思います。国政に身を置いていた者としては、この追及を大歓迎したい」と話したという。

 

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　宮崎氏は、妻で元衆院議員の金子恵美氏とともに、6月10日に放送された『NewsBAR橋下』（ABEMA）に出演。MCのサバンナ・高橋茂雄から政界再進出の可能性について問われ、夫婦ともども誘いがあることを明かしていた。

 

　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏から、「それなら野党から出たほうがいいんじゃないの？」と提案されると、宮崎氏は「野党の立場からもっといろんな提案をして、とがったことを言って、議論を俎上に載せて新しいメニューを作るとか、そういうことをしていったほうがいい」とまんざらでもない様子。

 

　さらに高橋から「いまもし出るなら野党？」と聞かれると、宮崎氏は「いや、まぁ……う〜ん」と言葉をにごす一方、妻の金子氏は、「わたしは選挙で落ちたんです。1回、（国民の）審判が下されて落選しているんですけど、この人（宮崎氏）はみずからやめただけで、選挙では負けたことがない。わたしはこの人を（国政に）送りたい」と、宮崎氏が再挑戦した場合、全面支援する姿勢を見せていた。

 

　6月12日には、同じく「よろず〜ニュース」が金子氏のインタビューを掲載。自身の国政再挑戦について、金子氏は否定的ながら、夫の宮崎氏は、《死ぬまでにもう一回、政治に携わりたい》と言っていることを明かした。

 

　宮崎氏の政界再挑戦の可能性がほのめかされたうえ、宮崎氏が維新の馬場代表の発言を歓迎したことが報じられると、SNSではこんな憶測が広がった。

 

《馬場代表の「立憲民主党を潰す」発言をこれでもかとばかりにヨイショする元自民党二階派の宮崎謙介氏。野党を揶揄し、維新の会を持ち上げる狙いは妻の金子恵美氏と共に政界復帰に向けてのPRか》

 

《維新から復活を狙っているな　貴方には維新がお似合いですよ》

 

《宮崎謙介　日本維新の会しか行く所がないという宣言だよね。速い内がいいよ》

 

　先の「よろず〜ニュース」で、《野党第一党になった維新がまともな野党として存在感を示すことができれば、自民党も緊張感を持ち、国民目線の政治をするようになり大胆な改革も進む》と期待感を示した宮崎氏。はたして、その心中は――。

( SmartFLASH )