社会・政治
安倍昭恵さんが台湾総統と面会へ…夫の死んだ日に政治団体を継承し、外交までしゃしゃり出る姿に疑問の声「私人じゃないの?」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.18 21:00 最終更新日:2023.07.18 21:00
故・安倍晋三元首相の妻・昭恵さんが、台湾を訪問中だ。台湾外交部によると、昭恵さんは7月20日まで滞在する予定で、蔡英文総統など要人とも面会する。
「昭恵さんの訪台に、外交部は『心から歓迎する』とのコメントを出しています。今回の訪問は、昨年10月に発足した民間有志の『台湾安倍晋三友の会』の招きで実現したもの。北村経夫、山谷えり子両参院議員が付き添っています」(政治担当記者)
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17日に到着した昭恵さんは、記者会見を開き、「台湾の人々が(安倍氏に)心を寄せてくれたことにお礼を伝えたかった」と語った。確かに、安倍氏は親台湾派として知られており、「台湾有事は日本有事」と語り、日台の連携を主張してきた。
安倍氏の死去後には、蔡総統ら政権幹部が台北市の日本台湾交流協会の事務所(日本大使館に相当)に献花に訪れ、行政機関などに半旗を掲げるよう要請。追悼音楽会や安倍氏の銅像設置といった民間での動きもあり、安倍氏と台湾の強固なつながりが改めて確認されることになった。
だが――。
「最近、昭恵さんについて『まるで政治家のようだ』といぶかしがる声が多いのです。もともと、2017年の森友学園問題が過熱した際、政府は閣議決定で『昭恵さんは私人』と位置づけています。
にもかかわらず、昭恵さんに専属の職員がつくなど、“特別扱い” が続きました。今回の訪台にしても、現役の議員同行ですから、『なぜしゃしゃり出るのか』という疑問の声が出ています」(同)
昭恵さんは、安倍氏が死去した当日の2022年7月8日、夫が残した政治団体の代表になっている。
「昭恵さんが継承したのは、『晋和会』と『自民党山口県第4選挙区支部』の2団体です。いずれも元首相の政治資金を集めており、2021年末の時点で、合計約2億4400万円が残されていたと、『赤旗』が6月末に報じています。
選挙に出ず、元首相の跡を継がなかった昭恵さんは、議員でもないのに、代表交代というかたちで団体の資金を非課税で手に入れたのです」(同)
政治団体のトップになり、議員を引き連れて訪台するような政治的行動を続ける昭恵さんに対し、SNSでは疑問の声が相次いでいる。
《私も会えますかねぇ??私人なんですけど。。。大丈夫ですよね》
《昭恵さんは私人だよね?この訪問費用はどこから出てるのか、SPの費用は?ちゃんとはっきりさせないと》
《私人なのになぜ政治家のように振る舞うのか。そんなに政治家になりたいなら選挙で選出されるところから始めるべきでは?》
「私人」の昭恵さんは、台湾で総統とどのような話をするのだろうか。
( SmartFLASH )