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蓮舫氏、少子化対策でブーメラン「自民党は本気でなかった」熱烈アピールも「自分こそ少子化大臣のとき何をした?」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.27 15:59 最終更新日:2023.07.27 16:03
立憲民主党の蓮舫参院議員が、7月26日、自身のTwitterにこう書きこんだ。
《今年の出生数は70万前半の見通し。人口減少対策は戦後最少の出生率となった1989年の1.57ショックを受け厚生省もエンゼルプランで取り組み始めましたが10年経ってもGDPに占める家族関係支出は0.1%増のみ。自民党政権は予算含め本気ではなかった。今度こそ本気が問われる》
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総務省が同日、住民基本台帳に基づく2023年1月1日時点の総人口を発表。減少数は過去最大となる80万523人で、初めて全都道府県で日本人の人口が減少した。
だが、SNSではこんなツッコミの声が上がった。
《蓮舫って民主党政権の少子化担当大臣だったのにその頃も効果ある少子化対策何もしてなかったよね》
《「民主党政権の少子化担当大臣」だった人が蓮舫議員さん?なぜ貴女はご自分の時は何一つしていないのに、こんな偉そうなこと言えるのですか?》
「蓮舫さんは2011年9月から2012年1月まで野田佳彦内閣で少子化担当大臣を務めています。就任当初は『地域子育て支援拠点』を訪問したり、『子育て支援功労者表彰式』を実施したりしています。
また、会見では『11月20日を “家族の日” 、前後1週間を “家族の週間” として、「チルドレン・ファースト」で、家族の絆を深めていただきたい』などと語っていますが、特に具体的な成果は見当たりません」(政治担当記者)
蓮舫氏は、これまでも自民党の少子化対策に対し、批判的な発言を繰り返してきた。3月14日には、自身のTwitterにこう書きこんだ。
《辟易する。こんな人が少子化担当大臣だったことに閉口。産む産まないの判断、生物学的に産めない人で線引きするって、本気で言ってるのだろうか。》
この発言は、自民党少子化対策調査会長の衛藤晟一元少子化対策担当相が、3月13日、「地方に帰って結婚したら(奨学金を)減免、子どもを産んだらさらに減免」と免除制度の導入を主張したことを受けてのものだ。
だが、このときもSNSでは、《ご自分のことを言ってるのかと思ってました》とツッコミが上がっていた。
7月20日には、蓮舫氏は自身のTwitterにこう書きこんでいる。
《第3子の児童手当倍増と政府与党。でも。第1子の高校卒業で第3子は「第2子」に繰り上がり増額の対象から外れる。高校卒業まで倍増となるのは年百数十組の「三つ子」のケースのみ、と…「誤解」ではなく「誤魔化し」子連れサッカー観戦優先より財源確保しなよ。少子化大臣》
こちらは、小倉將信少子化担当大臣に向けたものだ。発信力の強さからしばしば自身の発言が「ブーメラン」となって返ってくる蓮舫氏。
冒頭のツイートに関しては、人口が2009年をピークに14年連続で減少していることから、こんな声も。
《「人口は2009年をピークに減少」えーと、2009年から3年半、政権を務めたのはっと、、、、民主党!!! はい、民主党政権に絶望して人口減が始まり、自民党も食い止められないレベルのものになった。また民主党(立憲民主党)が政権取ったら…日本は終わりますね!》
蓮舫氏はこのツイートを自身のTwitterに貼り付けたうえで、26日、こう反論した。
《それまでの政権施策に問題があると考えます。私たちは子ども手当、高校教育無償化導入、奨学金無利子を含め出生から高等教育までの子どもの育ち、親の両立支援を支える政策を提案しましたが、下野以降、これらの政策は見直されたのが極めて残念です。》
当時の民主党は「本気だった」ということなのだろう。
( SmartFLASH )