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また出た!岸田首相、少子化対策に「スピード感」…これまで42回も使用して批判殺到「便利な言葉よのぅ~」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.08.01 18:49 最終更新日:2023.08.01 18:55

また出た!岸田首相、少子化対策に「スピード感」…これまで42回も使用して批判殺到「便利な言葉よのぅ~」

(写真・時事通信)

 

 7月31日、岸田文雄首相は、鳥取県日吉津村の子育て支援施設を訪問し、村の子育て政策について中田達彦村長から説明を受けた。保護者や事業者らとの車座対話では「妊娠期から切れ目なく子育てを応援することの大切さを感じた」と語った。

 

 首相は島根大(松江市)も訪れ、起業家育成に関する授業を見学。島根県の丸山達也知事から大雨被害の状況について報告も受けた。

 

 首相が自らに課した「夏の全国行脚」の一環。視察後、首相は記者団に、「若い世代の所得向上とあわせて、こども未来戦略方針に掲げた施策にスピード感を持って取り組まなければならない」と強調した。

 

 

 7月22日、岸田首相は、子どもや子育て世帯を応援する国民運動「こどもまんなかアクション」のキックオフイベントに出席。「強い気持ちとスピード感を持って子育て政策に取り組む」と強調していた。

 

 今回も岸田首相から「スピード感」という発言があったことに、SNSでは批判的な声があがっている。

 

《えぇーっ!?今さら? 全然スピード感ないんですけど》

 

《スピード感があっても実際速いとは限らないよね》

 

《スピード感」とは、便利な言葉よのぅ~!? どのようなスピードかは問わずして、個人の感覚で誤魔化せるわけだ!?》

 

 7月27日、岸田首相は、九州北部を襲った大雨で被災した福岡県久留米市を訪問。被災住民らと面会し、「激甚災害指定はスピード感を持って取り組ませる」と語ったが、被災から17日めとなる遅い視察に、SNSでは《スピード感というより、やってる感》という批判の声が上がっていた。

 

 これまで岸田首相は、なにかといえば「スピード感」という言葉を発している。首相官邸の公式サイトで確認できただけで、42回も使っている。

 

 岸田首相が「スピード感」を大事にしているのがわかる。だが、その「スピード感」は国民に伝わっているのだろうか――?

( SmartFLASH )

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