細田衆院議長が戦没者追悼式欠席「セクハラ疑惑」「旧統一教会問題」相次ぐ不祥事に「お辞めになられたら」国民の怒り

 

　8月15日の終戦の日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館でおこなわれた。例年、衆議院を代表して「追悼の辞」を述べるのが衆院議長の役目となっているが、細田博之衆院議長はこの日、欠席。理由は体調不良と発表されており、海江田万里副議長が登壇し、代読した。

 

　細田氏は7月21日、東京都内の自宅で熱中症の症状を訴え、都内の病院に搬送された。細田氏は8月6日に広島市で開かれた原爆死没者慰霊式・平和祈念式も欠席している。

 

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　相次ぐ欠席に、本来なら体調を心配したいところだが、細田氏に限っては、このところ不祥事ばかりが目立ち、風向きはよくない。

 

「『週刊文春』が2022年6月、数回にわたって細田氏のセクハラ疑惑を報じました。第1弾の記事では、官邸担当記者が細田氏から『添い寝をしたら教えてあげる』と言われた、との証言が掲載されています。こうした報道をめぐっては、現在『文春』と細田氏の間で訴訟がおこなわれている最中です」（政治担当記者）

 

　細田氏が抱える問題はこれだけではない。旧統一教会（世界平和統一家庭連合）問題でも、“疑惑”が注目された。

 

「細田氏が2019年、教団の友好団体イベントに出席した際、『会の内容を安倍総理にさっそく報告したい』などと語っていたことがわかっており、教団との強い関係が疑われていました。

 

　衆院議院運営委員会で、細田氏は各会派の代表に説明をおこないましたが、報道陣にはほとんど公開されず、詳細はいまも不明のままです」（同前）

 

　全国戦没者追悼式は、天皇皇后両陛下もご出席される重要な式典。それへの不参加に、ネットでは細田氏への怒りや、職務遂行について疑問を呈する声があふれた。

 

《全国戦没者追悼式に欠席するとは、3権の立法府の長として、問題があります。お年もお年ですし、もともと辞任すべきだと国民の声もある》

 

《統一教会との関係癒着の説明を衆院議長として未だやっとらんようだが とぼけてんだか国民を小馬鹿にしてんだか》

 

《重要な国家職務を遂行できないならお辞めになられたらよろしいのでは？》

 

　国民の怒りの声を、身にしみて感じてほしい。

( SmartFLASH )