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悠仁さま お誕生日も寂しきひとり下校…女性誌の秋篠宮家バッシングを一身に受ける「ネット時代の交友関係」を識者が危惧

社会・政治 投稿日:2023.09.13 06:00FLASH編集部

悠仁さま お誕生日も寂しきひとり下校…女性誌の秋篠宮家バッシングを一身に受ける「ネット時代の交友関係」を識者が危惧

9月6日、17歳のお誕生日を迎えた悠仁さま。下校はいつもお一人で、送迎車に乗る場所まで歩いている

 

 9月6日、17歳のお誕生日。SPに見守られながら、秋篠宮家の長男・悠仁さまは今日もひとりで下校なさった。そのお顔には、晴れの日には似つかわしくない、憂鬱な表情が浮かんでいる――。

 

「今、皇室の中でもっともおつらい境遇におられるのは、悠仁殿下だと拝察します」

 

 と語るのは、皇室研究家の高森明勅(あきのり)氏だ。

 

 

 思い返せば、2017年に悠仁さまの姉・眞子さんと小室圭さんが起こした“婚約騒動”以来、秋篠宮家をめぐって多くの報道が世間を騒がせた。

 

「当初は、祝賀ムード一色でしたが、同年12月に小室さんの母と元婚約者の男性の間に金銭トラブルが起きていることが報じられ、いっせいに小室さんへのバッシングが始まりました。結局、正式な婚約は延期となり、小室さんは留学のために渡米。2021年10月、2人はようやく入籍できました。その間、小室さんだけでなく、眞子さんをはじめとする秋篠宮家の一挙手一投足が女性週刊誌を中心に大々的に報じられました」(皇室記者)

 

 小室さんに対する厳しい目は、徐々に秋篠宮家全体にも向けられることになる。

 

「とくに母・紀子さまについては、多くの報道が出ています。紀子さまは職員に当たりが強く、宮内庁にとって秋篠宮家は、次々と退職者が出る“ご難場”とされているという情報は、皇室を担当する記者にとって常識です」(同前)

 

 さらに今年になって、ご一家の“金銭感覚”を問う報道まで登場した。

 

「2020年3月から秋篠宮邸の改修工事が始まり、ご一家はすぐ隣に設けた御仮寓所で生活をされていました。昨年9月に改修を終え、ご一家は宮邸に戻る予定でしたが、佳子さまだけ、御仮寓所に留まり“ひとり暮らし”をすることが判明したのです。御仮寓所には、佳子さまのための改修工事を合わせると11億円もの費用が費やされています。宮内庁の事前の説明不足と合わせ、波紋を広げています」(同前)

 

 こうした一連の“秋篠宮家バッシング”に心を痛めているのが、悠仁さまだ。高森氏が語る。

 

「悠仁殿下は、中高生というもっとも多感な時期に、大好きなお姉さまやご両親が、悪意と非難の暴風の中に巻き込まれたわけです。非常におつらい経験だったと思いますし、それは今も続いているんです」

 

 そしてなにより、“インターネット”が、悠仁さまの逆境を生んでいる。

 

「ひと昔前であれば、皇室に関する週刊誌の報道を子供が目にする機会は少なかったはずです。しかしいまやネット時代。皇室について語るYouTuberもいるぐらいですから、同級生も秋篠宮家に関する一連の報道を知ってしまうわけですよ。逆に悠仁さまも、周囲が知っているとお考えでしょう。これではたんなる『皇族と同級生』という以上に、距離が生まれてしまいますよ。従来の皇族の方が抱える孤立を、はるかに超えた状況だと思います」(同前)

 

 皇室ジャーナリストもこう語る。

 

「皇族の方は安全のためにひとりで下校するものですが、悠仁さまがお寂しそうに見えたのであれば、やはりネットニュースの影響が強いでしょうね。さらに、通われている筑波大附属高校は、全国でもトップクラスの進学校ですが、悠仁さまは『提携校進学制度』という特別な方法で入学されました。これも、お友達と距離が生まれる原因です」

 

 不安定な“皇室の将来”も悠仁さまの憂いのひとつだ。

 

「現在の法律では、悠仁さまの皇位継承順位は、秋篠宮殿下に次ぐ2位です。しかし、皇位の安定継承をめぐる議論は進展がないままで、『愛子さまを天皇に』という声も多い。こうした不安定な将来も悠仁さまにとってはプレッシャーでしょう」(高森氏)

 

 来年には成年になられる悠仁さま。笑顔になれるとよいけれど……。

( 週刊FLASH 2023年9月26日・10月3日合併号 )

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