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「国民の目を気にしている」岸田首相、「夜会食」の数が激減!10月は“こき下ろし”世耕氏含め2回

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.10.27 16:10 最終更新日:2023.10.27 16:10

「国民の目を気にしている」岸田首相、「夜会食」の数が激減!10月は“こき下ろし”世耕氏含め2回

 

 「まるで別首相の日程を見ているようです」

 

 政治担当記者は、そう驚きの声を漏らす。岸田文雄首相について、最近「夜の会食」が激減しているというのだ。

 

「2022年夏、新型コロナウイルスが再拡大して『第7波入り』と言われましたが、首相は7月10日の参院選以降、8月上旬まで10回ほど夜の会食スケジュールを入れています。相手は自民党議員や経済界の要人です。

 

 また同年8月3日には日本料理店で森喜朗元首相や自民党議員や関係者ら計5人で会食をしましたが、このときは山形県に警戒レベル5の大雨特別警報が発出され、官邸危機管理センターに連絡室も設置されました。しかし首相はすぐに戻ることなく会食を続け、翌日に問題視されたのです」(永田町関係者)

 

 

 その後も岸田首相の「夜日程」は多く、11月に「政治とカネ」を巡り寺田稔総務相(当時)が辞意を表明したが、その前後でも岸田首相は夜日程を入れ続けている。

 

「年が明けた2023年2月12日には『慢性副鼻腔炎』の手術を終え、公務に復帰したばかりのときに、都内の日本料理店で九州の後援会関係者らと会食をしていました」(永田町関係者)

 

 かように、岸田首相の酒好きは知られるところ。5月13日に放送された「世界一受けたい授業 サミット直前SP岸田内閣総理大臣特別授業!」(日本テレビ)では「特技は『お酒に強いこと』です」と明言。外交でも「お酒がどちらかというと強いようなんで、飲みながら信頼関係を深める。そういったことをやります」と開陳していたほどの岸田首相なのである。

 

 ところがこのところ、めっきり夜日程が見当たらない。

 

 10月の日程を見ると、26日までで海外の首脳を招いた夕食会などを除けば、6日に東京・紀尾井町のホテルニューオータニ「LAPIS」で盛山正仁文部科学相と、13日に東京・六本木の「ステーキハウスハマ 六本木本店」で世耕弘成参院幹事長と会食をしたくらいである。

 

「少ない夜日程の相手が、代表質問で首相をこき下ろした世耕さんだったというのも皮肉です。首相は早いと夜の7時には公邸に戻るようで、最近はウクライナ問題やイスラエルとハマスの対立で各国首脳と電話会談をすることもあり、時差の関係でそうしているのでしょう。

 

 とはいえこの少なさは、やはり国民の目を気にしているのでしょう。会食の店選びは、警護のこともあり、利用するのは高級店。そのため国民には『贅沢』と映りますからね。酒席がクローズアップされて、また『増税メガネ』のようなあだ名がつくかもわかりませんから」(政治担当記者)

 

 国民のためにしっかり仕事をしてくれれば、誰も文句を言わないのだが。

( SmartFLASH )

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