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回転寿司店の客が持参した湯たんぽに「お湯」を注入…「窃盗」になる? 弁護士に見解を聞いた
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.11.10 17:00 最終更新日:2023.11.10 17:00
《回転寿司屋に湯たんぽを持ち込み、お茶用のお湯の蛇口から湯たんぽに、お湯を注ぎ込む非常識な人現れる。。。。》
映像を見ると、青いパーカーを着た40代くらいの女性と思われる人物が、回転寿司のレーンに備えられている蛇口に、ウレタン製と思われる湯たんぽを近づけ、そこにお湯を注いでいる。それだけでは満タンにならなかったのか、さらに湯呑みにお湯を入れ、それを湯たんぽに注ぎ替えたりもしていた。
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店でお湯を入れても、家に帰るころには冷めていると思うのだが、この不可解な行動に《本当様々なキャラが回転寿司屋では生まれるものだなぁ~》《これもモラル的に良くないよね》《仮に水道代をケチるためなら、そもそも回転寿司に行かなければよいのでは?》などのコメントが書き込まれ、店の特定まで始まっている。
この店舗とは別の回転寿司の従業員は「水筒などにお湯やお茶を入れて帰るお客さまもいるので、湯たんぽとはいえ、注意以上の対応は難しいと思います。不衛生なので蛇口の消毒はしますから、迷惑行為であることは間違いないですね」と言う。
たしかに「醤油差しペロペロ」や「ガリ一気喰い」などとは違うが、モラル的に許されることではない。お湯を「窃盗」した、と考えることもできそうだ。若狭勝弁護士に聞いた。
「お店で提供されているお湯を湯たんぽに入れるので、理論的には窃盗罪が成立すると思いますが、処罰価値がどれほどあるか、ということにもなると思います」
かわいそうなのは“被害”を受けた店側。こういった行為は、絶対にやめていただきたい。
( SmartFLASH )