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ENEOSトップがまたもセクハラ解任…ダイハツに続くCM自粛で年末年始の民放テレビ局が大打撃

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.25 18:23 最終更新日:2023.12.25 18:43

ENEOSトップがまたもセクハラ解任…ダイハツに続くCM自粛で年末年始の民放テレビ局が大打撃

12月19日、ENEOSホールディングスの斉藤猛社長解任に関し、経営陣は記者会見で謝罪した(写真・時事通信)

 

 石油元売り最大手の「ENEOS」が、当分の間、テレビCMを自粛するという。

 

「ENEOSホールディングスの齊藤猛社長が、懇親会の場で酔って女性に抱きつくという不適切行為があったとして、12月19日付で解任されました。この件では、この懇親会に参加していた谷田部靖・副社長も辞任しています。そのための自粛ということです。

 

 同社では2022年にも、当時会長だった杉森務氏が『女性に対する不適切な言動』のため辞任しています。『週刊新潮』は、杉森氏が沖縄・那覇の高級クラブでホステス女性にキスを強要、ドレスを脱がすなどし、ろっ骨を骨折させたと報じていました。

 

 

 杉森氏が辞任した際、ENEOSでは約3週間、CMを自粛しています。今回も同様の措置が取られるとすれば、1月2週め、あるいは3週めまでのCM自粛が考えられます」(週刊誌記者)

 

 となると、年末年始のCMはすべて自粛となり、民放テレビ局には大打撃となりそうだが……。

 

「ENEOSだけではありません。近年、正月に『大初夢フェア』と銘打って、大量のCMを流していたダイハツも、この正月はCMを自粛するのです。

 

 ビデオリサーチ調べの正月3が日のCM秒数ランキングでは、2023年の1位は6960秒・464本の『興和』。ダイハツは6180秒・412本で2位でした。ダイハツはここ数年、放送本数で1位、2位が続いていました。

 

 ダイハツは2023年4月に海外向け、5月に国内向け車両で試験の認証不正が発覚。そして12月にも新たな不正が発覚し、全車両の生産・出荷を停止しています。テレビCMは5月以降、出稿しておらず、今後もCM出稿の停止を継続することを発表しています。

 

 また、ENEOSもテレビ業界にとっては大スポンサー。両社のCMがないのは、テレビ局には大きな痛手となりそうです」(同前)

 

 SNSでも

 

《そういや、大晦日やお正月ってTVで延々とダイハツの初売りCM流れてるイメージだけど、今回はどうなるんだろ……?》

 

《正月のテレビ番組ってダイハツのCMバンバン流れてた気がする 全部ACジャパンになるのかな》

 

《ダイハツとエネオスCM自粛したら年末年始AC祭りになるのかな》

 

などと、危惧する声がみられる。

 

「お正月だけのCM」というのも、風物詩のひとつだったのだが――。

( SmartFLASH )

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