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星野源、深夜ラジオ番組を生放送に急遽変更で称賛 著名人たちが続々「能登地震」被災者への支援表明
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.01.03 19:42 最終更新日:2024.01.04 13:29
2024年の1月1日に発生し、石川県を中心に最大震度7を記録した「令和6年能登半島地震」。一時は地震を原因とする大津波警報が発令され、その後も断続的に揺れが続いている。
震源地の石川県能登地方、とくに輪島市では、家屋の倒壊や路面の隆起、陥没、さらには大規模火災も確認されている。交通網の寸断などを含め、被害状況の大きさが、時間の経過とともに判明してきている。被災者たちは、苦しい生活を余儀なくされている。
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この状況をうけ、テレビ各局は新春向けに用意していた番組を中断し、報道特番態勢に切り替えた。そんななか、被災地への支援を呼びかけたり、支援活動に動き出したことを明かしたりするタレントも現れた。
陸上自衛隊に2年間、在籍し、2023年3月までは即応予備自衛官を務めていた、お笑いタレントのやす子は、地震発生直後に自身のX(旧Twitter)を更新。《災害時に使えそうな寒さ対策です 少しでも多くの命がたすかりますように》と、カッパや新聞紙など、身近なもので暖をとるための方法を投稿した。
同じく1日、モデルでタレントの紗栄子は、自身のInstagramを更新。《被災地の皆さまの無事をお祈りするとともに、被害が最小限に抑えられることを願っております》とメッセージを寄せた。紗栄子は被災地へ継続的な活動をおこなうための一般社団法人を設立しており、翌2日にはその代表理事として、本名の「道休(どうきゅう)紗栄子」の名で
《本日、「令和6年能登半島地震」の支援金の寄付ページを公開致しました。固い文章になったけれど、いま大変な思いをされている方たちのチカラになりたい思いはみんな一緒だよね。みんなで支え合って、乗り越えていこうね。》
と投稿した。一連の紗栄子の言動について、被災地のファンからは
《不安で余震がある中紗栄子さんの言葉で少し安心できました。今夜は寝れそうにないですが、電気をつけたまま少しでもこまめに休もうかと思います》
《最後の言葉ですごい勇気もらえましたみんなで支え合って乗り越えていこうねって嬉しかったです!》
と、感謝する声が寄せられている。
また、東日本大震災の際にチャリティープロジェクトを立ち上げた歌手の西川貴教も、自身のXを更新し、能登半島地震への支援を資金面で支える寄付の呼びかけをおこなうよう、プロジェクトを調整中であることを報告。ファンから《さすがアニキ》《「迅速な対応」、お疲れ様です!》と、賛同の声が集まっている。
そして、シンガーソングライターの星野源も、動き出した1人だ。自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送ほか)の放送内容を急遽、収録済みのものから生放送に切り替えた。地震の発生を受け、Instagramに《眠れない方、不安な気持ちで過ごしている方、一緒に同じ時間を過ごしましょう》とつづり、放送後にはXに《いつも通りのメール、不安な状況で聴いてくださっている皆さんからのメール。たくさんお送りいただきました。深夜の2時間を一緒に過ごしていただき、ありがとうございました!》の言葉を、番組スタッフとの集合写真とともに投稿した。
リスナーからは
《星野源のオールナイトニッポン聞いて泣きそうになった》
《今年の大晦日は実家に帰って家族で紅白で歌う源くん観たいかも なんて初めて思った》
《震災あってすぐ生に切り替えるの決めて実行するすごい人だ》
《急遽生放送となった昨晩の「星野源のオールナイトニッポン」、とても心に残る内容だった。被災地への寄り添い方、いつも通りのくだらなさ、どっちも素敵。素晴らしい放送をありがとうという気持ちに》
と、いつもと変わらない放送内容に安心し、感謝する声が寄せられた。
「欧米の著名人は、社会で話題になっていることに意思表示し、連帯や行動を呼びかけることを、自身の役割ととらえている方が多いと聞きます。紗栄子さんも西川さんも、以前から被災地への支援をしています。星野さんは東日本大震災への支援のほか、難民支援のために国連難民高等弁務官事務所を通じ、ウクライナへの寄付をおこなっています」(芸能記者)
率先して動くことで、ファンも見習う。有名人が社会貢献に取り組む意義は大きいのだ。
( SmartFLASH )