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JAL機炎上事故で続く「ペットを飛行機へ」議論 石田ゆり子は「客室持ち込み」主張、「負担かかる」乗せない選択も

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.01.05 17:21 最終更新日:2024.01.05 17:27

JAL機炎上事故で続く「ペットを飛行機へ」議論 石田ゆり子は「客室持ち込み」主張、「負担かかる」乗せない選択も

事故翌日、鎮火したJAL機は原形をとどめないほど無残な姿だった(写真・伊藤修)

 

 1月2日、羽田空港で起きた、日本航空(JAL)の旅客機が海上保安庁の航空機と衝突し、炎上した事故。これをきっかけに、ペットの機内持ち込みに関して、SNSでは議論が渦巻いている。

 

 JAL機の乗員・乗客379名は無事脱出したものの、海保の航空機に乗っていた5人の死亡が確認されている。さらに、JALの広報部は1月3日、「動物は預けられていたのか」という本誌の取材に対して

 

 

「JAL516便では、2件のお預かりがございました。お預かりしたペットに関しましては、残念ながら救出ができませんでした。お悔やみを申し上げます。

 

 ペットのお預かりに関しましては、お客さまの『ご家族』を大切にお預かりする、という認識のもとお預かりをさせていただいております。この度は、お客さまやご家族の皆さま、関係の皆さまには大変なご心配、ご迷惑をおかけしていますことを深くお詫び申し上げます」

 

 との回答を寄せた。

 

 これが報じられると、SNSでは《飼い主の気持ちを考えるとやりきれない》と、悲しみにくれる人々が続出した。フリーアナウンサーの笠井信輔は、海外の航空会社ではペット同伴可能な会社もあるとして、《始発便の最後列・数例のみ1人分の追加料金徴収など条件を定めて、日本でも試験的に始めてみては、どうでしょうか?》と、自身のInstagramで提案を投げかけている。

 

 女優・石田ゆり子も、笠井の投稿に返信する形で、《いろんな意見があると思いつつも家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです》《災害時、非常時には、モノとしてではなく家族として、最善を尽くす権利を…。生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せないのです。》と、思いをつづった。

 

 いっぽう、そもそも論として、飛行機に乗せる際の、生き物への負担の大きさを指摘する声もあがっている。慣れない環境に身を置き、エンジン音や機械音などの騒音を耳にせざるをえず、気圧の変化もあるとなれば、相応の負荷がかかるのは間違いない。JALのHPで公開されているデータでは、過去5年間で11件のペット死亡事例があったと記載がある。

 

《そもそもペットを飛行機に乗せるべきじゃない ペットには気圧や音が相当負担になってるはず》

 

《芸能人の中にもオンライン署名を呼びかけている方がいて、そんな簡単な問題ではないんだよと声を大にして言いたい。署名までして規定を変えたいなら、飛行機を使うご旅行は控えた方がいいと思うの。ましてや飛行機移動はペットに負担がかかる。》

 

《動物への体の負担を考えると飛行機に乗せないのが一番。「ペットと一緒に飛行機に乗りたい」は人間側の勝手な都合でしかない。》

 

 今回の事故で、深く胸を痛めた人々は多い。動物・人間双方のことを考え、十分に議論が尽くされることを願うばかりだ。

( SmartFLASH )

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