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山根明さん死去 ローン残高6000万円、糖尿病でも飴を食べすぎ…晩年まで「男」を貫いた生涯

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.02.01 18:18 最終更新日:2024.02.01 18:22

山根明さん死去 ローン残高6000万円、糖尿病でも飴を食べすぎ…晩年まで「男」を貫いた生涯

 

 日本ボクシング連盟の元会長だった山根明さんが1月31日、大阪市内の病院で、肺がんにより死去したことが分かった。84歳だった。

 

 山根さんは2000年シドニー五輪の日本選手団ボクシング監督、世界アマチュアボクシング連盟常務理事などを歴任し、2011年に日本ボクシング連盟会長に就任。2012年のロンドン五輪では、村田諒太の金メダルなど、日本勢初の1大会での複数メダル獲得に寄与して、異例の終身会長となった。

 

 

 ところが、奈良県連盟会長を務めた時期に、不正審判「奈良判定」が話題となり、2016年の国体で、奈良県選手から2度ダウンを奪ったにもかかわらず、岩手県選手が判定負けした事例が疑惑の象徴として取り上げられた。また、2018年に助成金不正流用や審判不正などを告発され、会長を辞任。2019年に日本ボクシング連盟から除名処分を受けていた。

 

「歴史に生まれた歴史の男」など、数々の名言でも知られた山根さんの男気伝説を振り返る。

 

 暴力団の元組長から舎弟と呼ばれるなど、50年以上にわたり交友関係があったと報じられた点について、山根さんは「夕刊フジ」に交流があったことも認めるも「盃も何もしていません」と、舎弟だった点は否定。「弱いもんいじめするやくざもんは絶対許さない」と豪語していた。

 

 また、2020年11月8日放送の『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)では、当時の生活について、妻・智己さんがオーナーママを務めるクラブがコロナ禍で休業となり、ローンが6000万円も残ったことを告白。さらに糖尿病が悪化し、病院に定期的に通うように。だが、タバコをやめられず、好きな飴を食べすぎてしまうことを明かしていた。さらに、夜は呼吸が止まることもあり、呼吸を続けるための器具をつけて寝ていたという。

 

 山根さんは、妻との関係をこう話していた。

 

「男・山根明。智己はバッシングされたときに最後まで俺を守った女。俺は女性関係、いっぱいある。だけど4回めの嫁(智巳)に愛を感じている。智巳、ありがとう」

 

 山根さんの死去に、SNSではさまざまな意見が寄せられた。

 

《歴史に生まれた歴史の男、山根明氏は【男山根】から【仏山根】に。御冥福をお祈りします》

 

《こういうわけわからんパワーのある方が、なんやかんやあってもしっかり天寿を全うするってのが人間社会の面白悲しいところだね》

 

「山根さんは2018年11月13日放送の『いきなり、たけしです。』(テレビ東京系)では、ビートたけしさんと対談していました。

 

 たけしさんから『また復活する?』と聞かれ、山根さんは『男は生きている限り、野望というものを持ってますよ』と、返り咲く望みを持っていることを表明しました。

 

 さらに、たけしさんが『初体験はいつ?』と聞くと、山根さんは『僕は13(歳)です』とあっさり告白。たけしさんから『中1じゃないですか!』とツッコまれていました」(芸能ライター)

 

 山根さんは生涯、自分の信じる「男気」を貫いたのだ。合掌!

( SmartFLASH )

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