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「ポシャるのが早っ!」大阪F-1、誘致宣言からわずか18日で黄信号…日本GPの鈴鹿サーキット開催2029年まで延長

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.02.03 19:11 最終更新日:2024.02.03 19:38

「ポシャるのが早っ!」大阪F-1、誘致宣言からわずか18日で黄信号…日本GPの鈴鹿サーキット開催2029年まで延長

鈴鹿サーキットでの決勝(2023年9月、写真:時事通信)

 

 F1大阪誘致に、早くも黄信号だ。計画は1月15日、大阪観光局が会見で突如公表。23日に正式発表された。

 

 だが、F1は1国1開催が原則で、仮に大阪で実現した場合、日本グランプリを長年開催してきた鈴鹿サーキットが外れる可能性が生じることから、波紋を広げていた。

 

 

 23日の会見では、大阪観光局の溝畑宏理事長が、

 

「10~20年後を見据えた長期的な計画が必要だ。民間で独立採算が可能な事業スキームをつくる。万博を開催する2025年は無理だが、2026年以降のできるだけ早い時期の開催を目指す」

 

 などと明かした。しかし、鈴鹿サーキットを運営するホンダモビリティランドは、2月2日、日本グランプリ開催契約を2029年まで延長することをF1と合意したと発表。それを受け、X(旧Twitter)では《よかった》《安心》という声が広がった。この発表で、大阪F1開催の見通しは不透明となった。

 

「溝畑理事長は、国内外の企業が参加を希望していることや、『民設民営』を条件に大阪府の吉村洋文知事が協力する姿勢であることから、『絶対に実現する』と力説しました。

 

 しかし、万博がどうなるかわからない状況で、『どの口が言う』などと、SNSでは当初からあまりウケはよくありませんでした。

 

 そもそも、大阪のどこで開催するのか、公道なのかサーキットなのかも決まっていません。どちらにせよ、相当なインフラ整備が必要で、それには多額のお金が投じられることになる。

 

 F1を誘致する世界各地で、公的負担が生じていますから、完全な『民設民営』は無理でしょう。大阪開催にはそうとう高いハードルが待ち受けています」(週刊誌記者)

 

 大阪のF1誘致が厳しい情勢となったこと受け、Xでは冷ややかな声が広がった。

 

《ポシャるのが早っ!維新の発案はみんなポシャるの早い!(笑)》

 

《「悲報」吉村はん、盛大に梯子を外される》

 

《ほんとに思いつきで言っただけで多分何も考えてない吉村知事。大阪でF1は無いに1万イソジン!》

 

《これで大阪のF1誘致は事実上終了》

 

「観光立国」を掲げるのはいいが、聞こえのいい国際大会をなんでも誘致するという姿勢は、安易と言われても仕方あるまい。

( SmartFLASH )

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