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過激ダンサーにチップは「私がエスコート」和歌山県議が自民離党も「県民に対して責任は」議員辞職求める声が殺到

社会・政治 投稿日:2024.03.13 17:07FLASH編集部

過激ダンサーにチップは「私がエスコート」和歌山県議が自民離党も「県民に対して責任は」議員辞職求める声が殺到

報道を受け陳謝する川畑哲哉和歌山県議(写真・時事通信)

 

「(ダンサーに)チップを渡していただこうと、(私が)エスコートをさせていただいたと思います」

 

 2023年11月、自民党和歌山県連主催の党懇親会で、露出の多いダンサーがショーを見せたり体を密着させたりしていた問題。この余興を企画した川畑哲哉和歌山県議の離党届が3月11日に受理された。

 

「懇親会に出席していた、自民党青年局の藤原崇衆院議員が青年局長を、中曽根康隆衆院議員が青年局長代理を、それぞれ辞任しました。川畑県議は、自らチップを1000円札で5枚用意、それをほかの出席者に渡して、ダンサーへのチップにするようエスコートしたということです。

 

 

“チップの口移し”については、会見で『直接は見ていませんが、会場内では歓声があがったので、チップを渡したんだなと思いました』と答えていました。歓声があがったこととチップを渡したことを、どのように関連づけたのか不明ですが、チップを用意していたことから、サービスの内容は知っていたのだと思います。いま、永田町で彼は『エスコート川畑』と呼ばれています」(政治担当記者)

 

 川畑県議はなぜ、このような懇親会を企画したのだろうか。自民党関係者に聞いた。

 

「川畑さんが県連の青年局長になったのは、令和5(2023)年9月です。局のトップに就任して、初めて仕切る『自民党青年局近畿ブロック会議』ですから、本人も言っていますが、国会議員など50人の出席者に『新感覚のおもてなし』をしようと張り切ったのではないでしょうか。ただその張り切りが、とんでもなく間違っていましたが……」

 

 川畑県議は、世耕弘成参院議員の秘書だったことが知られている。性格も明るく、よく気がつくマメなタイプだったと評判で、学生時代は野球に打ち込んだ体育会系。親分肌で宴会好き、という話も聞こえてくる。

 

 12日の会見で「懇親会終了後、参加者から強く『不適切だった。やり過ぎでは』と指摘されて、そのときに(不適切だったと)痛感しました」と語った川畑県議だが、議員の辞職は否定した。

 

 しかし、ニュースサイトには《離党は自民党、自民党県連に対し責任を取ったにしか過ぎず、県民に対してはどう責任取るんですか?》《真に責任感じているのなら議員辞職でしょう》《離党届、辞職じゃないの?党には悪いけど、国民には悪くないってこと》など、辞職を求める書き込みが殺到している。さらには《あなたは和歌山県議でしょうが、風俗業のストリップ劇場の呼び込みではないでしょう》と、辛辣な声もあった。

 

 県連までこの体たらく。自民党の信用崩壊は、中央だけでなく地方でも起き始めている。

( SmartFLASH )

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