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「カタカナで煙に巻く作戦」乙武氏擁立で勢いに乗る小池都知事、相変わらずの横文字多用に辟易の声
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.03.30 16:03 最終更新日:2024.03.30 16:12
4月28日投開票の衆議院・東京15区の補欠選挙をめぐり、小池百合子東京都知事は、知事が特別顧問を務める「ファーストの会」が作家の乙武洋匡氏を擁立すると、3月29日の記者会見で明らかにした。
小池知事は、乙武氏擁立の理由について「インクルーシブな社会を体現し、実現する人物」「仕組みを変える、まさにゲームチェンジが必要」と語ったが、これに対して、SNSでは
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《またカタカナで雰囲気だして、煙に巻く作戦ですか》
《政治家は万人に解るように説かなければならないの逆を行く》
《知事なら知事らしくキチンとした日本語で話そうよ》
《話をしてるけど何いってるのかよくわからない》
などと批判の声が寄せられている。
「インクルージブ」は「包括的な・排除しない」、「ゲームチェンジ」は「既存の概念やアイデア、場面を変える」という意味だ。
「都知事が会見で英語を多用するのは今にはじまったことではありません。
新型コロナ禍のときは『ステイホーム(在宅)』『ソーシャルディスタンス(社会的距離)』『クラスター(集団感染)』などがよく出てきました。
これらはまだ言葉の意味がイメージできますが、東京オリンピック・パラリンピック開催前は『必要なレガシー(遺産)をワイズスペンディング(賢い支出)で使って作っていく』と発言。バレーボール競技会場が見直しになることについては『ある意味パラダイム・シフト(劇的な変化)』と述べました。
また、過去のインタビューでは、「新しい東京をつくる3つの考え」として、「セーフシティ(防災対策による安全な街)」「ダイバーシティ(多様性)」「スマートシティ(快適な環境先進都市)」をあげています。
極めつけは、築地市場から豊洲市場への移転判断を聞かれたときに『立ち止まって、より上の次元に。全部含めてどう判断するか、そのためのアウフヘーベンが必要』と発言。ドイツ語で『より高い次元に発展させる』という意味ですが、これなどまったくわかりませんよね」(政治担当記者)
日本語と英語のため前後の言葉のつながりに無理が生じることもあり、報道時に苦労することも多いという。
「小池知事は、外国語を多用する理由を、周囲に『適した日本語が見つからないから』と説明しているようです。また、『聞き慣れない言葉が出てくると会見を聞いてくれる』という効用もあるようです。
しかし、都庁職員によると、庁内では、英語を会話に散りばめる芸風で知られる芸人にたとえて『ルー大柴か』と言われているそうです」(同)
東京15区にはこのほか、日本維新の会から金澤結衣氏、共産党から小堤東氏、日本保守党から飯山陽氏、参政党から吉川里奈氏らが立候補を予定。立憲民主党は、酒井菜摘氏に打診している。
( SmartFLASH )