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「あまりにもバカにした対応」小池都知事、大活用したSNSを「受かったら“放置”」に集まる都民の怒り
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.07.17 17:30 最終更新日:2024.07.17 17:35
「勝ったら終わり」なのだろうか――。
7月7日に投開票された東京都知事選。混戦といわれたこの選挙戦を、午後8時00分に当確が速報される「ゼロ打ち」にて決したのが、小池百合子氏だ。2位の石丸伸二氏を圧倒的な票差で引き離し、ぶっちぎりの1位での当選となった。選挙戦のうまさが如実に表われたかっこうだが、それから10日たった17日現在まで、SNSでは“沈黙”を守っている。
「小池知事のXが、都知事選挙の投開票がおこなわれた7月7日に《都民の皆さまの力強いご支持を賜り、3期目の当選確実、都政の舵取りをお任せいただきました。ありがとうございます》とポストしてから1週間以上、ストップしたままなんです。
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もともと小池都知事は、自身のXで情報発信することはあまりありませんでした。今回の都知事選にからみ、都議会本会議で立候補の決意表明をした6月13日から選挙が終わるまでは1日に4本、5本と頻繁にポストしていましたが、その前は2022年12月31日に《本年もあとわずか。お世話になりました皆様に感謝申し上げます。新年もよろしくお願いいたします。良き年となりますよう》と年末の挨拶をして以来ですから、じつに2年6カ月の空白がありました。
Instagramも、6月13日に『AI ゆりこ』が登場してからは更新頻度があがりましたが、その前は2022年7月の参院選までさかのぼるので、SNSはあまりお好きではないようですね」(週刊誌記者)
選挙では多用されたSNSが、当選を境に動かなくなる。この“放置”状態に怒りを覚える声が、Xで多く投稿されている。
《選挙に受かることが最終目的という感が否めない》
《小池百合子のXのポスト更新されてないな 選挙の時だけか やはりそんなもんだよな》
《長期間、稼働してなかったのに都知事選前から連日の投稿を始めて終了したらパタリと辞めるとかパフォーマンス過ぎて草》
《選挙戦中は打ちまくっていたにも関わらず… 地位は確保したので不誠実な記者会見による発信で事足りるという事なのだろう 余りにも東京都民をバカにした対応》
当選の翌日、8日には登庁し、3選のお祝いに花束を受け取っていた小池氏だが……。東京都庁に、小池氏のXが更新されない理由を聞くと、「Xの『@ecoyuri』は、知事の個人的なものですので、なぜ更新されないのかはわかりません」という回答だった。
今回の都知事選では、石丸伸二氏のSNSを駆使した選挙戦が注目され、「街頭演説を中心にした『地上戦』は通用しなくなるのか」とまでいわれた。7日正午時点でのYouTubeの動画アクセスは、小池氏の「アラビア語本当にしゃべれる?」が2万1000回再生、蓮舫氏が自身への投票を呼びかけた内容は2万8000回再生、これに対して石丸氏の動画は、選挙戦最終日の6日夜に配信されたものが、7日正午時点で86万回再生。ほかの動画を合わせると600万再生を超えたという。
有権者に向けての情報発信は、当選してからこそが本番だと思うのだが……。
( SmartFLASH )