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「日本が終わる」岸田首相「続投意思」明かした “木原発言” に大ブーイング! 前首相になかった “忠犬” の存在

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.07.25 17:00 最終更新日:2024.07.25 17:03

「日本が終わる」岸田首相「続投意思」明かした “木原発言” に大ブーイング! 前首相になかった “忠犬” の存在

岸田文雄首相

 

 岸田文雄内閣で官房副長官を務めていた木原誠二幹事長代理が、7月24日、都内の講演会に登壇した。

 

 木原氏は、9月に控える自民党総裁選で岸田首相が立候補を断念することはないかを問われると、

 

「ないと思っている。これまでの成果には自信がある。堂々と出れば戦える」

 

 と断言したのだ。「憲法改正や政治改革といった残された課題もあり、岸田総理大臣が取り組むのがいちばんふさわしい」と、その理由まで述べた。

 

 しかし現状、各社の世論調査での内閣支持率が20%強と低迷したままの状況で、続投を望む声は少ない。

 

 

 これを報じたYahoo!ニュース記事のコメント欄には、《すごいギャグやな。誰も笑わない》と、辛辣な意見が見られた。

 

 ほかにも《最悪だ 自民党ではなく日本が終わる バイデン見習えよ》と、先日、大統領選からの撤退を表明した米国のバイデン大統領と比較する声も出るなど、“ブーイングの嵐” といった状況だ。

 

 木原氏といえば、1月に解散した岸田派にも所属しており、岸田首相にとって “最側近” とみられている。そうしたことから木原氏の発言に対して、Xではこんな意見も寄せられていた。

 

《今この時に「総裁選出馬断念はない」とはっきり口にできる木原誠二の姿を見ると岸田は素晴らしい片腕を持ったな…ってしみじみと思う》

 

 自民党ベテラン秘書は、2021年9月に総裁選出馬断念を強いられ、そのまま退陣した菅義偉前首相に重ねて、こう話す。

 

「当時の菅さんは、党役員人事も安倍(晋三)さんや麻生(太郎)さんから拒否され、守ってくれる側近もいなかった。そのため、続投を断念せざるを得なかった。そういう点から比較すると、岸田さんはしぶといし、忠誠を誓ういい側近を持ったと見ることもできます」

 

 今回の木原発言について、政治部デスクは「木原氏が話したことは、今の総理が考えていることそのままだと思います」として、こう続ける。

 

「岸田首相は再選について本当にあきらめておらず、今週末から来月上旬にかけて、憲法改正でもう少し事態を前に進める仕掛けをやろうとするなど、いろいろと動いています。

 

 自身が再選出馬したいと言えば、少なくとも “親分” の麻生氏は押してくれる、との感触もあるようです。また、名前のあがっている “ポスト岸田” が、みな評判がイマイチという事情もありますね」

 

 また、木原氏の “忠犬” ぶりについては――。

 

「それは当たり前でしょう。官房副長官をやめた後も、岸田首相と木原氏の2人で実質、政権運営をしてきたのですから。

 

 定額減税も、少子化対策の支援金も木原氏が主導したものです。ただし、“彼しかいない” ところは、逆に岸田首相のいちばんの弱点だとも言えます」(同前)

 

 岸田首相は木原氏と一蓮托生なのか。

( SmartFLASH )

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