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“赤ベンツ不倫”広瀬めぐみ氏で10人め!「離党・除名」議員続出の自民党に国民の怒り殺到「犯罪者の巣窟」の声まで

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.07.31 15:13 最終更新日:2024.07.31 16:34

“赤ベンツ不倫”広瀬めぐみ氏で10人め!「離党・除名」議員続出の自民党に国民の怒り殺到「犯罪者の巣窟」の声まで

公金詐取の疑いで強制捜査を受け、自民を離党した広瀬めぐみ参院議員

 

 2月、不倫問題が「週刊新潮」により報じられた自民党の広瀬めぐみ参院議員。2023年10月、自ら赤いベンツのハンドルを握り、助手席に乗せた年下のカナダ人男性と新宿・歌舞伎町のラブホテルに宿泊し、翌日は帰宅することなく国会に向かうという大胆な行動で世間を騒がせた。報道後の会見では「夫を裏切ることになり、子どもたちにつらい思いをさせて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と頭を下げた。

 

 また3月、同誌は、広瀬氏が2022年から2023年にかけて勤務実態のない公設秘書の給与を詐取した疑惑を報道。7月30日、東京地検特捜部は国から数百万円をだまし取ったとして、広瀬氏の自宅、地元事務所、議員会館などに強制捜査に入った。

 

「広瀬氏はこれまで、疑惑については『リモート勤務などで秘書としての活動実態はあった。(週刊誌の報道は)事実無根』と釈明していました。強制捜査の前日も、地元支持者たちへそのように説明していたといいます」(社会部記者)

 

 同日、広瀬氏は自民党に離党届を提出。党紀委員会の審査を経て、離党は了承された。

 

 事実の解明には今後の捜査が待たれるが、それにしても、2023年に発覚した自民党派閥パーティーの裏金事件のあたりから、報道で何度となく「自民党に離党届を提出」という文言を目にするようになった。

 

 そこで調べてみると、出るわ出るわ……。

 

 2023年8月には洋上風力発電をめぐり、賄賂を受け取った疑いで東京地検特捜部の捜索を受けた、秋本真利衆議院議員が離党。同年12月には、4月におこなわれた東京・江東区長選挙での公職選挙法違反事件で、柿沢未途・前法務副大臣が離党した。

 

 そして2024年。年が明けて間もない1月17日には、政治資金パーティーをめぐる政治資金規正法違反事件で逮捕された池田佳隆衆院議員が「池田氏の離党の意思が確認できない」(党本部)として、自主的な離党ではなく除名処分が下されている。

 

「ここから、裏金事件で離党ドミノが始まります。1月19日に大野泰正(やすただ)参院議員と谷川弥一衆院議員(当時)、その後は世耕弘成参院議員、塩谷立(しおのや・りゅう)衆院議員が、4月24日には裏金問題での『口封じ』を暴露した宮沢博行衆院議員(当時)が『パパ活問題』で離党、翌日に議員辞職しています。

 

 そして、選挙区内の人に秘書らを通じて香典を渡すなどしたことが公職選挙法違反にあたる疑いから、東京地検特捜部の捜索を受けた堀井学衆院議員が7月18日に離党。2023年から2024年にかけて、じつに10人が離党、除名となっています」(週刊誌記者)

 

 ちなみに4月4日には、裏金事件に関して党則・党規律規約により、離党ではないが下村博文衆院議員、西村康稔(やすとし)衆院議員、高木毅衆院議員に「党員資格の停止」処分が下されている。

 

 

 こうした相次ぐ離党にXでは、

 

《自民党は犯罪者の巣窟。法改正にも後ろ向きだし、犯罪が発覚しても離党してお終い》

 

《離党すれば済むと思う浅はかさ》

 

《離党届受理せず、辞職勧告出せよ》

 

《自民党って言う不祥事起こすと離党だけなんだな。それで全部済ます。本当に犯罪集団だよ、自民党》

 

《もう自民党議員にモラルを求めても無駄なレベルまで落ちてる》

 

 など、厳しい意見が続出中。

 

 前兵庫県明石市長の泉房穂氏も7月31日、自身のXに《離党させて無関係で終わらせるのではなく、離党させずに党として事実関係を調査して処分するのが本来の対応だと思う》とポストしていた。

 

 この体たらくで「政治の信頼回復」なんてできるはずがない。

( SmartFLASH )

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