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「ブラック企業の社長の発想」兵庫県知事が3年前にSNSで“予言”されていた“パワハラ体質”
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.09.04 18:50 最終更新日:2024.09.04 18:50
パワハラ問題で窮地に立たされている、兵庫県の斎藤元彦知事。8月30日、通称「百条委員会」と呼ばれる、兵庫県議会の調査特別委員会は、パワハラ疑惑について本人に証人尋問をおこなった。
斎藤知事は、強い口調で職員を叱責したケースについて「職員に不快な思いをさせたことは反省したい。謝りたい」と陳謝。しかし、パワハラについては「パワハラかどうかは私が判定するというより、百条委員会などが判定するものだ」などと述べ、知事続投への意欲を明確にした。
委員会では9月6日にも、知事に出席を求めて証人尋問をおこなう予定だという。
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そうしたなか、9月5日付の読売新聞は、新たなパワハラ疑惑として「斎藤知事が参加した会議が開かれたホテルで、当日になって予約制の夕食を取りたいと言い出し、職員が断られたと伝えると、『俺は知事だぞ』と激怒したという証言があった」などと報じた。
職員アンケートの未集計だったもののなかに、そういった回答があったのだという。
まだまだ新たな疑惑が出て来そうな斎藤知事だが、じつは兵庫県知事に当選する前である、いまから3年ほど前に、彼のパワハラ気質ともいうべき“本性”がX上で指摘されており、現在、にわかに話題になっている。
斎藤知事は2021年3月31日、兵庫県知事選への立候補を正式に表明した。そして7月18日に当選し、8月1日に知事に就任。話題になっている投稿は、2021年4月29日に、斎藤氏がXにポストした内容に、返信で言及しているものだった(以降、知事就任前の言動については「斎藤氏」と表記)。
斎藤氏は、自身が車の助手席でノートPCを広げている写真を添えて、
《ただ乗り心地が良いだけの公用車は必要ありません。リモートモバイルの時代、今やリーダーはいつでもどこでも仕事する必要があります。 ワークライフバランスを考え、移動時間やすき間時間を活用し、日中しっかり仕事することが第一。大切なのはその機能性です。公用車センチュリーは即廃止します》
と投稿した。これに対して、一般ユーザーのアカウントが、
《ブラック企業の社長の発想だ。これ、遠からず部下に自殺者やうつ病出るんじゃないの?》
と、3日後に返信している。
まさに“未来予想”のようなこの指摘に対して現在、X上で驚嘆の声が相次いでいる。
《すごいなこの人》
《預言者現る》
社会部記者がこう話す。
「このパワハラ問題をめぐっては、すでにお2人の方が亡くなられたことがわかっています。斎藤知事のパワハラ疑惑などを文書で告発した元西播磨県民局長は、7月7日に『死をもって抗議する』という趣旨のメッセージを残し、自ら命を絶ちました。また、告発文書のなかでうつ病を発症し、現在、病気療養中とされていた課長が、4月20日に亡くなっていたことも後に判明しました。この方も自死とみられています」
3年前、斎藤氏が県知事に当選しなければ、悲劇は起きなかったかもしれない。
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