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「トラックに殺されそうになった」投稿のロードバイクの男性、運転手と話すも「ヘラヘラした謝罪でした」に怒涛の非難

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.10.30 19:53 最終更新日:2024.10.30 19:53

「トラックに殺されそうになった」投稿のロードバイクの男性、運転手と話すも「ヘラヘラした謝罪でした」に怒涛の非難

男性が投稿した動画

 

《トラックに殺されそうになったよ! 邪魔だったんだろうけど、触れるほどの幅寄せ辞めて》

 

 10月28日、ロードバイクに乗った男性が、走行中の動画とともに投稿したポストが大きな反響を呼んでいる。男性は、冒頭の一文に続けて、

 

《会社名もナンバーもバッチリ映ってるから、僕が死んでたらすぐ捕まっちゃうで! どう気をつけたらいいのかわからないけど、みんなも気をつけて!》

 

 

 と投稿。28日夕方には3700万回に迫るインプレッションを記録している。

 

「話題となった動画は、ロードバイクでライド中の男性を、男性の正面から撮影したもの。軽快に走る男性の後ろからやって来たトラックが、スピードを落とさず男性の横を通過していきますが、その際、男性の右腕をトラックの車体がかすめていくのがハッキリとわかるヒヤッとする映像です。動画には、トラックのボディに書かれた社名も映っていました。

 

 トラックに接触された男性は動揺を隠せず、『えー! 今当たったよ? 俺。肘当たったよ?』と撮影者にアピールする様子もおさめられています。男性はジャージが傷ついただけで、身体は無事だったことを報告していましたが、少しズレていたら大惨事になっていてもおかしくなかった状況に、《警察に相談するべき》《普通に轢き逃げ案件》などの声が寄せられていました」(社会部記者)

 

 その後、男性は自身のYouTubeを更新。改めて、事故の状況と「今後の対応」を説明した。

 

「男性は、茨城県内の国道355号線を北上中の出来事だったことを告白。警察にも動画を確認してもらったところ、『自分の走行には問題がない』とお墨付きを得たといいます。本来であればトラックに接触された時点で警察に連絡をすべきでしたが、身体はなんともなかったため、そのまま千葉の自宅に帰ってしまったそうです。

 

 男性は帰宅後、ロードバイクの愛好家たちへの注意喚起のためにXに投稿。『通報すべき』などの指摘を多く受けたことから、近所の交番に相談すると、『事故の起きた茨城県警に行ってください』と言われ、笠間警察署に相談。改めて、週末に接触事故が起きたことの届出をしに行く予定だそうです」(同前)

 

 ところが、このYouTube動画を撮っている過程で、男性のXの動画を観たトラック運転手が会社の上司とともに警察を訪れたようで、笠間警察署から連絡が来たという。

 

「男性は電話でトラック運転手と話し、直接、謝罪を受けたことを報告。ところが、『ヘラヘラした謝罪だったので、よけいムカついたんですよね』と嘆き、冷静に話せそうになかったので警察官に電話をかわってもらったそうです。警察いわく、運転手はボーッとしていたようで、『毎日運転してる人がボーッとしてて、殺されるところでした』『僕が今生きているのはホントにたまたま』と、怒りを抑えて語っていました。また、特に被害者側に怪我がない場合は、運転手側に罰則が生じないケースが多いとのことです」(前同)

 

 しかし、男性の報告にコメント欄には、

 

《これは故意に接触してもいいと思ってやってますよ、この運転手はむしゃくしゃすると同じような事を繰り返し人殺しますよ 後々考えて謝罪で済ますべきじゃないと思いますけど》

 

《ご無事で良かったです。私は当てられて落車した事があります。その時はドラレコが無かったので泣き寝入りでした。せっかく証拠があるので民事訴訟を起こされるのも良いのではないでしょうか…》

 

《良い人すぎますよ。こんなの死んでてもおかしくないし、運転手は会社の名前を借りてるから謝るだけで反省なんかしてないですよ》

 

《聞いた限りでは本人心から反省してないですよ 友達同士肩ぶつかって「ボーっとしてた」「ごめんよー」程度の謝罪じゃ済まないで》

 

 など、男性への同情とともに、トラック運転手への非難が押し寄せた。

 

 なお、トラック運転手が所属する会社は10月29日、公式サイトで「弊社運転手による不適切な走行に関して被害者の方へのお詫び」のタイトルで謝罪文を発表し、次のように説明した。

 

《被害にあわれた方におかれましては弊社として誠意をもって対応したいと考えており弁護士をとおして今後の対応についてご相談させていただく所存です。また当該従業員については弁護士と社会保険労務士の先生方と協議の上適正かつ厳正に処遇いたします》

 

 そして、今後は再発防止に取り組んでいくとして、代表取締役社長の名前で謝罪した。

 

 男性は、予定通り接触事故の届出をしに笠間警察署へ赴く予定だというが、一歩間違えれば命を失っていたトラック運転手の危険行為は、「不適切な走行」の一言で済まされるものではないはずだ。

( SmartFLASH )

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