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「関西の三浦瑠麗だ」斎藤知事「戦略暴露」で話題の“キラキラ広報”折田楓氏…強すぎた自己承認欲求の“深刻すぎる代償”とは

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.11.23 19:46 最終更新日:2024.11.23 21:39

「関西の三浦瑠麗だ」斎藤知事「戦略暴露」で話題の“キラキラ広報”折田楓氏…強すぎた自己承認欲求の“深刻すぎる代償”とは

折田楓氏が公開したnote

 

 抑えがたい自己承認欲求の代償はあまりにも大きいーー。

 

 発端は、斎藤元彦知事選挙広報担当を名乗るPR会社の社長・折田楓氏が、11月20日にメディアプラットフォーム「note」に投稿した「兵庫県知事選における戦略的広報」という記事だ。

 

「西宮市にあるPR会社『merchu』の代表取締役を務める折田氏は同記事で、選挙におけるSNS発信やチラシ、政策パンフレットや選挙公報などに、PRの専門家としてさまざまな助言を選挙前から与えていたと公表しました。

 

 

 ところが、告示前に投票を求めるような行動は、事前運動とされ、公職選挙法により禁止されています。また、告示後に外部業者に委託する選挙活動は、厳しく法律で定められており、多額の報酬を支払っている場合、公職選挙法に抵触する可能性があると問題視されているのです。

 

 さらに折田氏は、当確が出た直後、斎藤知事と撮った写真とともに『また、一緒に仕事ができる日を楽しみにしています』とSNSに投稿しています。これは、利益誘導の勧誘とも受け取れる書き込みです。彼女は、すでに兵庫県地方創生戦略委員や、兵庫県eスポーツ検討会委員など、斎藤知事と密接な関係にある職につく人物。何らかの釈明が必要でしょう。斎藤知事は、関西テレビの取材に対し『法に抵触する事実はない」とコメントしていますが、よりしっかりとした説明が求められます」(政治担当記者)

 

 一方の折田氏は、投稿した記事の内容を改編するなどの火消しに走っているものの、表立って一連の疑惑に対し答えてはいない。地元紙記者はこう語る。

 

「兵庫県西宮市にある事務所にも姿を見せず、斎藤知事の関係者からの問い合わせにも応じていないそうです。“鎮火”するのを待っているのでしょうが、もしも公職選挙法違反ということになれば、選挙のやり直しすら必要になる大事です。どこまでわかっているのか……」

 

 折田氏は斎藤陣営からすでに見捨てられつつある状況だ。

 

「県知事選の最中に“斎藤応援団”的な役割を果たしていた匿名、実名のSNSアカウントが次々と“折田切り”を進めています。

 

 斎藤さんの支援者の一人として重要な役割を担っていたとされる朝比奈興産・朝比奈秀典社長は、《楓ちゃんて誰?ですよ》と自身のアカウントに投稿。知らないはずがないだろうと、関係者を驚かせていました。もしも折田氏が当初発表していた通り、斎藤陣営の広報全般を担っていたとすれば、法的な問題が出てきますし、逆にそれが事実でないとすれば、彼女は斎藤陣営の勝利に貢献したと“嘘”をついたことになりますね」(兵庫県・議会関係者)

 

 そもそも、コンサルという“黒子”であるはずの折田氏はなぜ選挙戦略を“暴露”したのだろうか。

 

「自己承認欲求を抑えきれなかったのでしょう。彼女は慶応SFC出身で、パリへの留学をへて外資系銀行に就職。その後企業、というまさにキラキラした経歴の持ち主です。SNSではインフルエンサーとしての活動もしていたようで、旅先やグルメ、アクセサリーなど華やかな写真を次々投稿しています。黒子に徹して誰にも知られないまま結果を残すのではなく、普段通り“私がやりました”とアピールしたくなってしまったのでしょう」(地元紙記者)

 

 こうした“キラキラぶり”を見て、一部ネット上では“ある学者”に似ていると指摘する声が出ている。

 

話題の折田楓氏のインスタ見て滲み出る承認欲求の強さに既視感あるなと感じたけど三浦瑠麗氏だ!》

 

《既に「関西の三浦瑠麗」とか言われまくってた(笑)》

 

「しかし、当の三浦さんは一連の炎上事件について『素人が増えたんだろうなあ』と冷めた感想を送っています。確かに、三浦さんレベルの人であれば、表に出していいことと悪いことの区別ぐらいついています。そうしたことを“分かっている”からこそ、多くの学者や言論人から愛されているわけですからね。実際には一枚も二枚も三浦さんの方が上手ですよ。

 

 いずれにせよ折田氏の支払う代償は、かなり高くつきそうです。そもそも、自信満々で公開した折田氏のPR戦略は、どこのPR会社だってできるような内容ですし、その上でクライアントとのやりとりを後日暴露されてしまう可能性があるわけですから、今後誰も似たような案件を依頼することはないでしょう。また、地方創生戦略委員や、兵庫県eスポーツ検討会委員といった立場も失う可能性が高いのではないでしょうか」(同前)

 

 少なくとも自己PRの戦略は失敗だったようだーー。

( SmartFLASH )

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