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萩生田光一氏ら自民党 “裏金” 議員が「政倫審」出席も…参院23人はマスコミ遮断、やっぱり国民不在の逃げ腰対応
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.12.16 16:33 最終更新日:2024.12.16 17:21
自民党パーティー裏金事件に関する政治倫理審査会(政倫審)が、衆院は12日17日からの3日間、参院は18日に開催されることが決まった。衆院は、今年2月29日・3月1日、参院は、3月14日に開催されてから2度めとなる。
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「衆院では、審査対象とされている萩生田光一元政調会長、平沢勝栄元復興相、稲田朋美元防衛相ら、旧安倍派・二階派の現職衆院議員15人全員が出席を申し出ています。いずれも、報道機関を含めた『全面公開』での審査になります。
一方の参院ですが、どうにも “生煮え感” が拭えません。山谷えり子、森雅子、太田房江、松川るいの4人のみが『全面公開』で18日に先行審査されますが、ほかの23人は『国会議員による傍聴のみ可』としているのです。報道機関も取材できません。
当初は、議員ですら議事録を閲覧できない『非公開』でしたから前進ではありますが……。
『国会議員のみ傍聴可』にした理由が『経緯などについて、与野党の議員に広く説明責任を果たしたい』というものだったため、野党議員からは『説明責任を果たす対象は議員より国民』『全面公開が当たり前』という声が上がっているのです。
確かに “国民不在の政倫審” という感は否めません」(政治担当記者)
野党は引き続き「全面公開」を求めていくとしているが、自民党サイドは「政倫審を開催することが最優先」という立場だ。
Xにも《非公開では国民の納得は得られませんよ》《本来、国民の納得を得るのが必要な事でしょう?》など批判のポストが目立っていた。
「石破茂首相は、先の衆院選で『不記載問題の説明責任が果たせているか』を公認の前提にしました。2025年夏の参院選でも、説明責任を重視すると思われます。そのため、来夏に改選を迎える参院議員は、政倫審での弁明が欠かせません。
しかし、議員傍聴のみでは、かえって国民の批判が高まってしまう可能性があります。諸刃の剣かもしれませんね」(自民党議員秘書)
なぜ堂々と「全面公開」にしないのか。国民の不信は募るばかりだ。
( SmartFLASH )
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