社会・政治社会・政治

小泉進次郎農相、生え際と襟足に艱難辛苦の“白髪”…「5キロ2000円」父親譲りのワンフレーズ戦法で総理の道が見えてきた?

社会・政治
記事投稿日:2025.06.03 20:00 最終更新日:2025.06.03 20:08
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
小泉進次郎農相、生え際と襟足に艱難辛苦の“白髪”…「5キロ2000円」父親譲りのワンフレーズ戦法で総理の道が見えてきた?

2025年5月22日、大臣就任翌日に開かれた衆院本会議で挨拶攻めにあう小泉進次郎農水相(写真・長谷川 新)

 

 5月28日の衆院農林水産委員会。小泉進次郎農相は就任後、初めてとなる論戦の場に立った。

 

 小泉氏が、2021年産のコメの店頭価格が5キロ1800円程度になると宣言したことに対し、立憲民主党野田佳彦代表は「バナナのたたき売りじゃない」と批判。これまでは追い詰められると、“小泉構文”と呼ばれる迷言を繰り出していた場面だが……。

 

 

「この日の小泉氏の答弁は、ほかにも国民民主党の玉木雄一郎代表ら論客たちを前にし、ときには笑みを浮かべる余裕すらありました。野田氏の辛辣な指摘に対しても、『古い備蓄米の価格としては適正だと思う』と冷静に対応。驚くことに『切り返し』がうまくなっていました」(ベテラン政治担当記者)

 

 小泉氏は、昨年9月の自民党総裁選で敗北。10月の衆院選は選挙対策委員長として迎えたが大敗し、辞任している。「しばらく表舞台には立てないとみられていた」(自民党議員秘書)小泉氏だが、“脱・小泉構文”も相まって、「コメ担当大臣」として息を吹き返しそうな勢いなのである。

 

「国会議員は、とにもかくにもメディアに露出することが大切です。いまや、ニュースもワイドショーも『小泉劇場』ばかりを取り上げています。小泉氏はもともとパフォーマンスが上手ですから、あまり必要性はないのにスーパーを視察したり、コメの試食会を開いたりしています。大臣就任後は、メディアの取材はほぼ断わらないそうです」(政治ジャーナリスト)

 

 父・純一郎元首相譲りの「ワンフレーズ戦法」で、このまま小泉氏は「ポスト石破」に名乗りを上げるのか。

 

 政治アナリストの伊藤惇夫氏の意見は厳しい。

 

「石破茂首相は、小泉氏の発信力、アピール力に期待したのでしょう。しかし、備蓄米以外のコメの価格は下がらない可能性が高い。そうなれば、『威勢がいいだけで中身がない』と、国民はあらためて気づかされることになるのでは」

 

 一方、政治評論家の有馬晴海氏はこう見通す。

 

「今年7月には、参院選挙があります。小泉さんは農相として全国をまわり、今回の成果をアピールできます。これは自民党にとって、ものすごい効果になりますよ。2年半後の総裁選に名乗り出ることも考えられます」

 

 だが、そんな“コメ大臣”の「こめかみ」にある異変が──。

 

「春ごろまでは黒々としていた髪に最近、白いものが目立つようになったんです。2年ほど前から髪型をツーブロックにしたことで、よけいに白さが目立っているのでしょうが……。襟足や生え際の白髪は、急速に増えた印象です」(前出・政治ジャーナリスト)

 

 日本中の注目を集めるコメ問題の解決を託された小泉氏。この艱難辛苦を乗り越えた先に、“白きライオンヘア”の父が座った椅子が見えてくるのかも。

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

社会・政治一覧をもっと見る