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石原伸晃氏 自民党の“バラマキ”批判が総スカン“政治コメンテーター”転身も「議員の時に言って」厳しい前途

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記事投稿日:2025.07.04 18:20 最終更新日:2025.07.04 18:21
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
石原伸晃氏 自民党の“バラマキ”批判が総スカン“政治コメンテーター”転身も「議員の時に言って」厳しい前途

羽田空港での滑走路の角度変更を自らの“手柄”だとする石原伸晃元幹事長

 

「36年間、政治活動を続けてきたがいい潮時。もう、選挙は出ません」

 

 6月23日放送の『深層NEWS』(BS日テレ)に出演し、政界引退を表明した元衆院議員の石原伸晃氏。2021年の衆院選で落選、7月20日投開票の参院選で東京選挙区からの出馬を模索したが自民党の公認が得られなかった。

 

「国土交通相、環境相、自民党幹事長、政務調査会長まで務め、自民党総裁選にも出馬するなど華麗な経歴を歩んできました。一方で生活保護のことを『ナマポ』と言ったり、東京電力福島第1原発事故の除染廃棄物中間貯蔵施設の建設交渉で『最後は金目でしょ』と発言するなど、たびたび舌禍を招いた議員人生でしたね」(政治担当記者)

 

 

 今後は「政治コメンテーター」として活動していくという。しかし、早くもSNSでは「あなたに言われたくない」と反発の声が上がっている。

 

 冒頭の発言後、「不記載の問題があったらバッジ付けてるやつがテレビに出て話せばいいのに、ドタキャンするから私が代わりに出てメディアからボコボコにね。現職の議員が出てきて堂々と言えばいいじゃない。あれじゃ有権者は信用しない」と舌鋒鋭く批判したが、Xには《お前、黙っとれ》《今更言われてもって感じ》《現役の時に言えよ。だから落ちるんだよ 》など辛辣なポストが寄せられていた。

 

 さらに7月3日放送回の同番組にも石原氏は出演。この日は参院選の公示日ということもあり、各党の公約がおもなテーマだった。

 

 石原氏は全国民に1人2万円、子どもと住民税非課税世帯の大人は1人4万円を給付する自民党の物価高対策が批判されていることについて、「春にやらないって言ってて急にやるって言うからこういうことになっちゃう」と指摘。そして、「財務省OBの議員が知恵付けたんですよ」と持論を語り、「バラマキみたいなことは自民支持層から見透かされている」と古巣に苦言も呈した。

 

 これを受けてXには、《石原くん議員の時に言って》《三流評論家の誕生》《奇を衒う発言すればコメンテータで収入を得られるの?》など厳しい意見がポストされてしまった。

 

「政治コメンテーター」の前途は多難のようだ。

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