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岸田首相 高級鉄板焼きの翌日は本格四川中華…自民党幹部が逮捕危機でも“鈍感力”を発揮 伊藤惇夫氏もあきれた「会食相手も大物がいない」

社会・政治 投稿日:2023.12.22 06:00FLASH編集部

岸田首相 高級鉄板焼きの翌日は本格四川中華…自民党幹部が逮捕危機でも“鈍感力”を発揮 伊藤惇夫氏もあきれた「会食相手も大物がいない」

連日、高級レストランへ通う岸田首相(写真・共同通信)

 

 パーティー券裏金問題に揺れる自民党ーー。いまや高木毅国対委員長や西村康稔前経産相など、具体的な“逮捕候補者”の名前が挙がり、首相退陣のXデーが公然と囁かれる、非常事態だ。そんな危機的状況にもかかわらず、岸田文雄首相は高級レストラン通いを続けている。

 

 実際に「朝日新聞」に掲載された首相動静を確認してみると、12月5日は、

 

《東京・銀座の日本料理店「新ばし金田中」。花角英世新潟県知事、武藤敏郎大和総研名誉理事らと食事》

 

 

 14日は

 

《東京・六本木の京料理、鉄板焼き店「花郷 六本木店」。自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の中村裕之共同代表らと食事》

 

 18日の夜は、

 

《鉄板焼き店「嘉門」で石原伸晃同党元幹事長、石原宏高首相補佐官と会食》

 

 その翌日は、

 

《(午後)7時45分、東京・平河町の中国料理店「赤坂四川飯店」。中本隆志広島県議会議長らと食事》

 

 と書かれている。当然ながら、訪れた店はどれもコースで一人数万円の高級メニューが並び、庶民が連日気軽に行けるような場所ではない。政治アナリストの伊藤惇夫氏は、ため息をついてこう語る。

 

「岸田さんは、きわめて“鈍感力”の高い方ですから、“非常時”なんて感じてないんでしょうね。それにしても、パーティーや年末年始の会合を自粛するように、と言ったのは誰ですか。自分で言っといて自分で守れない。あきれるほかないですね」

 

 食事をしながら、何か重要な密談でもかわしているのかと思えば、会食の相手を見る限り、そうも思えないという。

 

「大物がいないんですよ。食事の相手を見ると、岸田さんの人脈の細さを物語っているようにも見えますね。18日は石原伸晃、宏高兄弟と鉄板焼きを食べていますが、いまさら、この2人と政局の話をするはずもないし、単に仲のいい同士でうまいメシを食ってるだけじゃないですか。それにしても、今の自民党の置かれた状況や、自分の立場を、どこまで本当に理解できているのか。もしかしたら、先行きが短いから、せいぜい高級レストランに通って、総理の座を楽しもうとしているのかもしれませんね」(同前)

 

 こんな調子では首相としての“最後の晩餐”も近そうだーー。

( SmartFLASH )

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