「ヒーローは僕じゃありません。かわいい選手たちと、みんなです!」
1月21日、日本ハムファイターズ公式YouTubeチャンネルで公開された動画のなかに、昨年の「ファンフェスティバル2021」でのワンシーンが挿入されていた。語ったのは、日本ハムの新庄剛志監督(49)だ。
この動画で発表されたのは、日本ハムの2022年チームスローガンが「ファンは宝物」に決定したことだった。
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「シンプルかつ新庄監督のスタイルにぴったりなこのスローガンは、ファンの心をしっかりと掴んだようです。発表されるや否や、ネット上でも『新庄さんらしい!』『いいスローガン』というコメントがあふれていました」(スポーツ紙記者)
発表されたのは、新スローガンだけではない。日本ハムの新ユニフォーム発表記者会見もおこなわれたのだ。会見には、新庄監督と、上沢直之選手、さらにリモートで近藤健介選手が登場した。
2011年以来、ユニフォームの更新は11年ぶり。青い空と海の広がりを表したという「ファイターズブルー」を基調としたデザインとなった。また球団ロゴデザインも一新し、北海道のフォルムや野球のダイヤモンドをイメージさせるひし形の上に、シンプルな「F」の一文字で「挑戦の象徴」を表現したという。
「日本ハムは、2023年3月にホーム球場を『ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールド北海道)』に移転予定です。日本ハムが球場を変えるのは、2003年の札幌ドームへの移転から20年ぶりのこと。
こうした大きな転換点を控え、ブランドリニューアルを積極的におこなっており、今回のユニフォームやロゴデザインの刷新は、まさにその象徴ともいえるイベントでした」(前出・スポーツ紙記者)
新スローガンに加え、ユニフォームとロゴデザインの刷新と、「新しい日本ハムファイターズ」には当然ファンの注目が集まったが、意外にもこれに厳しい一言を投げかけたのが、新庄監督だった。
会見で新ユニフォームの感想を問われると、「まあ正直言いますと、自分のイメージした感じのユニフォームではなかったです」と、相変わらずの爆弾発言。しかし、この新ユニフォームには “新庄派” も多いようで、ネット上にはこんな辛辣な意見も投稿されている。
《めちゃくちゃ期待してただけに 残念。ダサいでしょ! ビックボスが関わってると思ってたけど 関わってなかったんですね》
《日ハムの新ユニフォーム、前の方がカッコ良かったやん…》
《ハムの新ユニフォーム、西武と見分けつくのか??》
《ファイターズの新ロゴも新ユニフォームにハム肉の色が全くなくなってしまう》
会見では、「でも、ユニフォームってチームが強くなったらオーラが出て、かっこよくなる。それをつくっていきたいと思う」とも語った新庄監督。新シリーズで結果を残し、ファンの歓喜を呼ぶことができるか。
( SmartFLASH )