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大谷翔平の野球カード、1枚60万円で販売中…米オークションサイトでは4800万円も
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.24 21:35 最終更新日:2022.01.24 21:36
エンゼルス・大谷翔平(27)が、米トレーディングカード会社「Topps」が販売する野球カードシリーズで「No.1」に選ばれた。
同社が発売する野球カードは、ファン投票によってその年、最初に発行する「No.1」カードが決まる。人気と実力を兼ね備えた選手が選ばれ、かつては「黒人初のメジャーリーガー」ジャッキー・ロビンソンや「世界の奪三振王」ノーラン・ライアンなどが選ばれている。
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大谷は、2月に発売される「2022年 シリーズ1 ベースボール」で、その栄誉を手にした。すでに発表されているパッケージには、二刀流としてプレーする大谷がプリントされている。
この快挙が報じられると、日本でも話題が沸騰した。さまざまなトレーディングカードを取り扱う「MINT 池袋店」の酒井裕之店長がこう話す。
「パッケージが発表されてから予約の電話が鳴りっぱなしなんです。値段はまだ決まっていません。いつもだったら、24パックセット(1パックに14枚入り)で1万円くらいなんですけど、大谷選手がパッケージに選ばれたので、もしかしたらプレミアがついて、1万2000円とかになるかもしれません」
国内外を問わず、野球カードは多くのマニアを熱狂させてきた。近年、トレーディングカードの価格が高騰していると、酒井さんは語る。
「コロナ禍が始まった頃から、トレーディングカードは世界的なブームになりました。ステイホームの影響で、通販のお客さんが激増したんです。スポーツだけじゃなく、ポケモンとかもいますごく高騰しています」
そんななか、打っては46本塁打、投げては156奪三振と、昨シーズン二刀流として圧倒的な活躍をみせた大谷のカードに注目が集まるのも当然だろう。
MINT池袋店で販売されている大谷カードのなかで、最高額は60万円。日ハム時代の2016年に発行されたもので、ベースボールマガジン社のカードシリーズ「GENESIS」への直筆サインつきだ。
「ベースボールマガジン社から2013年に発行された大谷のルーキーカードは、投手版と野手版の2種類あります。大谷選手はルーキー当時も人気でしたが、当初は、投手版も野手版も800円くらい。それが、メジャーに挑戦した年(2018年)で1万5000円くらいになりました。
しかし、大谷選手が昨シーズンに大活躍したため、一気に高騰。私が見たなかで、投手版で5万円、野手版で12万円まで跳ね上がりました。こんな値段になるなんて、想像していませんでした」(同)
野球カードの本場・アメリカでも、大谷のカードは高値で取引されている。世界最大級のオークションサイト「イーベイ」では、大谷がメジャーデビューを果たした2018年に、1枚限定で生産されたレアカードに約4800万円の値段がついている。
大谷の活躍の裏で、大谷カードもまた現実離れした存在になっていたのだ。
( SmartFLASH )