立浪イジリの「中日戦力外選手」が0日でYouTuberデビュー…クビ直後の食事に「美味いっす！」の“鬼メンタル”で登録1万人超

 

　10月4日、プロ野球の中日ドラゴンズは在籍17年めのベテラン・平田良介（34）を含む10選手に、来季の契約を結ばないことを通達した。

 

　そのなかの一人、滝野要（26）は、大阪商業大学からドラフト6位で入団。今季から投手転向した根尾昂（22）と同じ、2019年入団だった。

 

　2021年は開幕一軍を掴み、自己最多の38試合に出場したが、今季は11試合の出場にとどまっていた。

 

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　球団からの通達後に報道陣の取材に応じた滝野は、入団1年め途中から自律神経の病気に悩んでいたことを公表。今後については「病気を知ってもらいたい」と、YouTuberとしての活動を視野に入れていることを明かしていた。

 

　すると、4日の夜には早速、滝野は自分のYouTubeチャンネルを開設し、動画を初投稿。

 

「ご報告」と題した動画では、戦力外通告を受ける直前の10月4日午後2時半から撮影がスタート。自身の車で球団事務所に向かう途中で「現在の心境」を語るなど、さながら『プロ野球戦力が通告 クビを宣告された男達』（TBS系）のような雰囲気だ。

 

　しかし、滝野には吹っ切れたような明るさがあり、球団事務所をあとにして訪れたバンテリンドームナゴヤに隣接するイオンモール内のカフェでは、人生初だという「モンブラントースト」を食べる姿を撮影。

 

　ひと口運ぶと「クビって言われてから食べるモンブラントースト、めちゃくちゃ美味いっす！」と、驚きの感想を述べていた。

 

　滝野のYouTubeチャンネルは、開設一日で登録者数1万人を突破。この動画投稿について、ネット上ではその行動力に驚きの声が上がっている。

 

《滝野さんテロップ入れてもうyoutube動画あげてますやん！
動きが超早いぜ！！ まさか当日の朝からカメラ回してるとは！！》

 

《クビ言われてもすぐモンブラントースト食べて美味しいって言う滝野鬼メンタルすぎる》

 

《滝野さんの動画見た 笑うような動画じゃないと思うんだけどクビになってからのモンブラントーストの下りで笑っちゃったわ》

 

　担当記者はこう話す。

 

「滝野は今季ムード―メーカーとして名前が上がる選手でした。8月7日の試合前円陣で、岐阜県可児市協賛の『可児市デー』をもじって“カニダンス”を披露すると、ナインに大ウケだったんです。その後、8月9日の試合前円陣では、7日の試合後に自身のInstagramに『お前は戦う顔をしてないから二軍に行け』と、ファンからメッセージが来たこと明かす“禁断のイジリ”を披露していました。

 

　なぜ禁断かというと『戦う顔をしてない』とは、5月4日の試合後に二軍へ強制送還された京田陽太選手について、立浪和義監督が記者に説明した際に用いた言葉だからですよ（笑）」

 

　滝野はYouTuberと別の本業を見つけながら、動画投稿も続けていく意向だという。

 

　それだけのメンタルの強さがあれば、社会人生活も乗り切れるはず――。

( SmartFLASH )