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杉谷拳士、引退後の夢は「起業家」…“愛されキャラ”が頼ったのは石橋貴明と斎藤佑樹だった

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.02.03 06:00 最終更新日:2023.02.17 17:09

杉谷拳士、引退後の夢は「起業家」…“愛されキャラ”が頼ったのは石橋貴明と斎藤佑樹だった

杉谷拳士

 

 2月1日キャンプイン目前、「選手生活には一片の悔いもなし!」未知の世界に飛び込んだ、元ドラ1たちが「期待と不安」第2の人生を初告白!

 

 球界きってのムードメーカー・杉谷拳士が、第2の人生を走り始めた。14年間のプロ生活を振り返る。2009年、帝京高校から入団テストを経て、日本ハムに入団。2010年には年間133安打で、当時のイースタンリーグのシーズン安打記録を樹立している。

 

 

「昨年11月の日本代表と日本ハムとの強化試合の後、ファンの皆さんの前で胴上げされたことが、断トツで印象深いです。新球場のエスコンフィールドでやりたい思いもありましたけど、栗山英樹さんに背中を押してもらえて、引退を決断しました」

 

“愛されキャラ” の杉谷は、人脈も広い。帝京高校野球部の先輩であるとんねるず・石橋貴明も、その一人だ。

 

「引退報告をしようと、石橋さんを食事に誘いました。私がスーツ姿で現われると、『おい、待てよ!』と慌てていましたが、すぐ察したようで(笑)、最後は『協力できることがあったらなんでもするよ』と言ってくださいました」

 

 次なる夢として、起業を宣言している。

 

「ジムやカフェが併設された、留学のお手伝いや地域交流の拠点になるスポーツ複合施設を開きたいです。2017年のオフにオーストラリアへ武者修行に行ったとき、立派なスポーツ施設があって。それを楽しむ現地の人々から熱烈な応援をいただいたことが、この構想のきっかけです。

 

 起業にあたっては、斎藤佑樹さんにいちばん相談に乗ってもらっていました。本社は北海道に置きます。ファイターズに14年間お世話になって、北海道は僕にとって特別な場所なので、恩返しをしたい。何かをしようとする若い子たちのきっかけ作りになれる会社にできれば。球界から経営者に転身する先駆者になれたら、と今は思っています」

 

取材&文・高津和正

( SmartFLASH )

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